最新情報 2020年度

重要

政府は5月6日までとした、新型コロナウイルス対応の特別措置法に基づく緊急事態宣言をさらに5月末までに延長しました。千葉商科大学の経済的支援につきましてはWebサイト上で連休前にもお知らせしましたが、この新たな展開に即応し、学生諸君への支援をさらに厚くすることを決定しましたので、お知らせします。

4月24日に、オンライン授業に伴う費用負担を支援するため、まず1万円を支給することをお知らせしましたが、これにコロナ禍に伴う経済的支援を加え、改めて特別修学支援給付金として全学生に一律5万円を支給します。

さらに、アルバイト収入の激減などにより生活環境が激変した学生には、6月以降も別の形で継続的な支援を行います。この支援は5月中に募集を行いますが、支給要件等の詳細は後日、お知らせします。なお、経済的支援に関しては、このほか既存のものに学費延納制度もあります。さらに、今年から始まった国の修学支援新制度(学費無償化の奨学金)や、その他、通常の奨学金もあります。

このような支援の下、本学は学生諸君の安全のため、新型コロナウイルスの感染防止に最善の努力を続けております。授業は全てオンラインによる遠隔授業といたしますが、授業開始日は、学部は5月11日、大学院は5月9日です。また、キャンパスへの入構禁止は8月半ばまで継続します。

授業期間は後ろにシフトしますが、13回の授業は予定通りに行い、全て時間割通りの運用を行いますので授業時間は確保され、教育の中身もシラバスに記載のものを提供できます。対面での授業に比べ難しい点はありますが、教職員一同、できるだけこの制約条件の中でも学生諸君の勉学の希望に応えるべく努めて参ります。遠隔授業だけでは大学教育は成り立ちませんが、この春学期、できるだけ学生が、学生相互や教員とコミュニケーションが取れるよう、教職員一同最善の努力を続けて参ります。

以上、本学の新型コロナウイルス感染防止対策の考え方と、本学の教育方針及び取り組みをご理解頂き、今後ともご支援、ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

本学は、このように様々な支援制度を設けて参りました。上記の各種支援が必要な方は、どうぞ、気軽に大学窓口までご相談ください。

千葉商科大学
学長 原科 幸彦