最新情報 2020年度

お知らせ

2020年11月27日(金)~11月29日(日)まで、国際教養学部1年生84名が鹿児島県奄美大島でフィールドワークを実施しました。このフィールドワークは、国際交流において重要な「自国についてよく学んでおく」の意味を理解し、その素晴らしさを再発見すること、また、東京近郊での生活だけで日本を語るのではなく、日本国内でも独特の生態系を持つ奄美の自然に育まれた歴史や文化に触れ、世界に発信する日本をあらゆる角度から学ぶことを目的として毎年1年生を対象に実施しています。

初日は、奄美パークの見学、Peach Aviation株式会社事業戦略室の木下栄一氏よりLCCの経営や地域創生に関する取り組みについての講演聴講、島唄・八月踊り鑑賞などを行いました。
2日目は奄美大島各所で文化、産業、自然について理解を深めました。伝統工芸品として有名な大島紬の工房見学や染色体験、マングローブ原生林ではカヌーに乗り河を下り、汽水域に自生するマングローブの観察を行いました。島固有の植物や生物の多様性を自らの目で確認し、奄美の特異な自然も体感する貴重な機会となりました。さらに海洋展示館では、環境省 奄美群島国立公園管理事務所(奄美野生生物保護センター)の早瀬穂奈実氏に、奄美の自然環境の現状や課題について講演をいただき、学生たちからはたくさんの質問が出ていました。
最終日は、奄美パーク田中一村記念美術館にて、奄美大島の自然、文化など2日間の体験をもとにした川柳コンテストを実施しました。奄美市文化協会長、奄美大島観光協会長らが審査員として参加し、1年生84名が詠んだ川柳より優秀賞を7点選出しました。

学生たちは、日本国内でも独特の生態系を持つ奄美の自然に育まれた歴史や文化に触れ、日本とは何かを考察するアクティブ・ラーニングとなりました。

フィールドワーク実施後は現地での調査結果をもとにポスターを作成し、ポスターセッションを行い、チームごとに研究内容の発表をしました。

※国際教養学部が作成した新型コロナウイルス感染症予防対策に同意し、誓約書並びに参加意思表示アンケートに回答した学生のみ参加しました。なお、参加予定者は出発2週間前より毎日検温を行い、体調に問題がないことを確認した上で参加。フィールドワーク期間中は、マスク着用やソーシャルディスタンス等の感染症予防を行いました。

国際教養学部イベント
国際教養学部イベント
国際教養学部イベント
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学生コメント

事前学習で仮説を立てて研修に臨みましたが、現地を訪問すると予想していなかった結果や新しい切り口からの情報が手に入り、フィールドワークは現地ならではの体験や直接話を聞かないとわからない情報が多くあると感じました。奄美の言葉に限ったことではないですが、一つひとつの方言には意味があり、想いがつまっていて素敵な言葉だなと思いました。

国際教養学部1年 石井廉さん(千葉北高校出身)

奄美のフィールドワークを通じて、研究内容について詳しく知ることができました。インターネットの情報だけでは分からない、実際に現地の人にインタビューすることでリアルな情報を得ることができました。一番印象に残ったのは大島紬です。織りが少しでもずれたら正確な模様ができないと聞いて、とても大変な作業だと分かりました。また、1つを完成させるのに数カ月は必要であることを知り高価なものであることにも納得できました。手作りで複雑な模様を作り上げる技術に感心しました。

国際教養学部1年 川津まどかさん(船橋東高校出身)

フィールドワークim奄美実施報告

川柳コンテスト受賞作品

奄美市文化協会賞
「コロナでも 指笛響く ディスダンス!」石井 廉(千葉北高校出身)
奄美大島観光協会賞
「泥染めや 白く浮き出る 花模様」川津 まどか(船橋東高校出身)
奄美のトラさん賞
「奄美での 体験全て オフライン」井上 怜音(翔凜高校出身)
ばしゃ山村賞
「この島の 暖かいのは 気候じゃない」町田 航(本学付属高校出身)
教員賞
「マスクでも 届く真心 うがみんしょうらん」新行内 優花(鴻巣高校出身)
「輪になろう コロナ終わって またここで」樋口 栞奈(南葛飾高校出身)
学生賞
「動物の 生息数が 密ですね」川口 裕夢(草加東高校出身)