最新情報 2021年度

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CUC100ワイン・プロジェクト(※)では、本プロジェクトにご協力いただいている白百合醸造株式会社の内田多加夫社長が送ってくださった農薬と袋を使用し、ぶどう畑の消毒とぶどうの袋掛けを行いました。

7月19日の農薬散布は学生メンバー4名が担当しました。まず10リットル分の散布液を作り、気温35度を超える強い日差しの中、防護服に身を固めた栽培局長の人間社会学部2年落合信道さん(農産高校出身)が端から順番に噴霧を行いました。
散布をしながらぶどうの状態を確認すると、下まで垂れ下がっている枝の葉を中心に梅雨時の長雨と高湿度の影響によるベト病と思われる白斑が広がっていました。 ベト病を発見した箇所は枝ごと剪定し、さらに虫に食われたり枯れた葉も取り除き、袋掛け作業に備えました。

21日の袋掛け作業は約10名の学生が参加しました。小さい房は取り除き、大きい房を選びながら約1時間でおよそ190房のぶどうに袋を掛けました。
さらに農薬散布時に剪定しきれなかったベト病や虫食いのある枝葉、2mを超えるほどに長く伸びた枝、細い枝を切り落とす作業も行いました。また、絡み合っている枝は丁寧にほどき、風通し良く、日差しが満遍なく当たるように整えました。

23日は人間社会学部2年吉原康介さん(日本航空高校出身)が農薬散布を行い、約10名の学生が残りのぶどうに袋掛けをし、作業が完了しました。袋掛けと枝の選定でぶどう畑が生き生きと、美しく生まれ変わったようです。10月にはいよいよ収穫を迎える予定です。

※キャンパス内でソーラーシェアリングをしながらぶどうを育て、本学創立100周年に向けて市川産のCUCオリジナルワインを造ることをめざして活動しています。

消毒・袋掛け
消毒・袋掛け
消毒・袋掛け
消毒・袋掛け