7月20日(火)、キャンパス内で本学学生が経営する飲食店「学生ベンチャー食堂」に新規店舗がオープンすることが決まりました。経営者は商経学部商学科2年の芹澤孟さん(足立新田高校出身)です。
学生ベンチャー食堂は、新型コロナウイルスの感染拡大を考慮し新規募集を見合わせていましたが、本学の活動制限指針がレベル2となり、80%近くが対面授業で行われている状況を受け、新規経営者を募集しました。
入学前からベンチャー食堂への関心を持っていた芹澤さんは、「新型コロナウイルスの影響で何もできなかったからこそ、この機会を通じてさまざまなことを学び、これからの人生に生かしていきたい」と思い、経営計画を事業計画書にまとめて大学へ応募。大学による出店審査にあたっては、魅力あるメニューや価格、継続運営が可能なベンチャーであることをベースに事業開始の動機や目的、収支計画の適正さや運営体制、衛生管理などを重視し、総合的に判断して芹澤さんの出店を決定しました。
認定証授与式では原科幸彦学長より認定証が手渡され、年度内の出店権利を得ました。原科学長は事業計画について「狭い店舗スペースだが、販売回転数を上げるための創意工夫が見られた。ラーメンは学内で提供している店舗がないので、良い着眼点だと感じた」などと評価し、「独自色を出し、差別化も検討してほしい」とアドバイスも送りました。
芹澤さんは今後、飲食店の営業条件となる食品衛生責任者資格の取得や営業許可の取得、個人事業の開業届出など、開店に必要な一連の準備を整えた後、2021年10月より営業を開始する予定です。チャレンジする学生をぜひ応援ください。
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