最新情報 2021年度

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人間社会学部ブルーベリー酢プロジェクトの学生が、千葉県木更津市の観光ブルーベリー園「エザワフルーツランド」と共同開発した「ど根性栽培ブルーベリー飲む果実(フルーツ)酢」と、この酢を使用したオリジナルドリンクを11月8日(月)~19日(金)で学内期間限定販売しました。

「ど根性栽培ブルーベリー飲む果実酢」は、水やりをせず有機肥料を年に1回だけやり、完全無農薬で育てたブルーベリーを使用し、果実と粗糖だけで作ったお酢です。木更津市の特産品としてPRし、人口減少、産業衰退が進む木更津市内陸部の活性化に貢献することを目的として2019年に開発しました。

活性化の具体的目標として、今回、学生たちはブルーベリ-酢の売上向上という経済的活性化、情報発信によるど根性栽培ブルーベリーの認知度向上という社会的活性化、この2つを設定しました。そして、新たなメニューの開発と試験販売で、ブルーベリー酢につき、どのような評価が得られるのか調査し、その成果を協働パートナーであるエザワフルーツランド、木更津市産業・創業支援センターと共有し、今後の施策検討の材料とすることを目的としました。

2021年春から考案したオリジナルメニューは40種あまり。エザワフルーツランド、木更津市産業・創業支援センターへのプレゼンテーションを経て、その中から、ブルーベリーミルク、ブルーベリーソーダ、ブルーベリーティーを学生食堂「The University DINING」で販売しました。ドリンクカップには、アンケートへ案内する二次元コードを貼りつけ、購入者から回答を得ました。今後は、アンケートの回答を基に、ブルーベリー酢そのものの販売だけでなく、メニューの積極的な紹介、実際に飲食できる機会の創出も含めてプロジェクトを進めて行く予定です。

ど根性栽培ブルーベリー飲む果実(フルーツ)酢
ど根性栽培ブルーベリー飲む果実(フルーツ)酢

学生コメント

1日20杯のドリンクを売り上げることを目標に、自分のオススメや売れ行きの良いもの(ミルク、ソーダ)を学生や職員の方を中心に販売促進を行いました。その結果10日間で200杯以上のドリンクが売れました。多くの方から「美味しかった」という声をいただいたので、学外の方にも「ど根性栽培ブルーベリー飲む果実酢」を知っていただけるようさらに盛り上げていきます。

人間社会学部3年 星有紗さん(犢橋高校出身)

今回は木更津市の「ど根性栽培ブルーベリー飲む果実酢」を使ったオリジナルドリンクレシピ発案や企画、そして販売促進を行いました。コロナ禍で実際に学生が動いて、実行に移すという経験ができていなかったのでとても面白い経験でした。これからも地域活性化に向けた活動をどんどんしていけるよう頑張ります。

人間社会学部3年 三浦紫温さん(松尾高校出身)

前年度に先輩方がオンラインショップBASEを利用しショップ展開していたのを引き継ぎ、SNSやショップのブログ内容を考えることがとても大変でしたが、皆で協力して宣伝活動をすることができました。これからも、SNSやブログなどを使用してプロジェクトを盛り上げていきたいと思っています。

人間社会学部3年 山崎朋実さん(犢橋高校出身)

今回、ブルーベリープロジェクト、販売イベントに思い切って参加して良かったと実感しました。私自身、人前に立って仕事をする事が得意ではないのですが、イベントを通して仕事のやり甲斐、楽しさを味わい克服する事ができました。また、アンケートに関しても1つの二次元コードにかける時間や内容の工夫もよい経験になりました。

人間社会学部3年 近藤ルルさん(西都商業高校出身)