最新情報 2021年度

ニュース

CUC100ワイン・プロジェクト(※)では、新型コロナウイルス感染拡大の影響で途切れていた地域の方との交流を復活させようと、11月13日(土)、晴天に恵まれた青空の下、小学生の親子を対象にした藍染体験イベントを学内で行いました。

当日は、市川市立第二中学校美術部の生徒さんにお手伝いいただき、東京芸術大学染色科卒業の橋本倫枝氏の指導のもと、藍染めの作品作りがスタート。参加した子どもたちは、染料につけ込んだ布が取り出されたあと、空気に触れることで色が変化していく不思議な現象に「楽しかった」「また来たい」と興味や関心をもっていました。

作業後は、ソーラーシェアリングのぶどう畑を見学してもらい、畑に展示した美術部の生徒さんのろうけつ染めの作品を鑑賞したり、ワインに関するクイズ大会をしました。同プロジェクトでは、地域交流を深めていくことを目的に、子ども向けワークショップの実施や、大学で育てた藍の生葉で藍染体験を行うことなどを検討しています。

※キャンパス内でソーラーシェアリングをしながらぶどうを育て、本学創立100周年に向けて市川産のCUCオリジナルワインを造ることをめざして活動しています。

藍染体験
藍染体験

学生コメント

藍染体験を通して久しぶりに大学生以外の方々との交流ができて楽しかったです。中学生の皆さんからなにを使えばどんな模様ができるのかを詳しく教えてもらい大満足の作品ができました。ワインに関するクイズ大会では、参加者全員が楽しんでいて、とても素晴らしい体験会だったと思います。コロナ禍ではありますが、さまざまなイベントができるよう頑張りたいです!

人間社会学部2年 篠崎聖奈さん(取手第一高校出身)

コロナ禍の影響でイベントを開催しても人が集まらないのではと考えていましたが、当日は予想をはるかに上回る参加者数になり、子どもから大人までイベントを楽しんでいるところを見ることや「また参加したいです!」という声を実際に聞くことができました。今回の藍染体験を通して、私はどんな状況でも成功させることができるのだということを学びました。

人間社会学部 1年 藤澤知希さん(流山おおたかの森高校出身)