最新情報 2021年度

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マーケティング研究(ブランド戦略研究)を行うサービス創造学部の宮澤ゼミナールでは、同学部公式サポーター企業のソフトバンク株式会社へ企画提案のプレゼンテーションを行いました。

2021年10月に同社から(1)ソフトバンクが若者に支持されるブランドになるためのマーケティング戦略の立案、(2)他キャリアからLINEMOに乗り換えてもらうためのデジタル上の接点創出アイデア、(3)ソフトバンク株式会社のSNSオウンドメディア戦略立案、について3つの課題をいただき、今年1月の企画提案プレゼンテーションまで約3ヵ月取り組みました。

プレゼンテーションでは、4チームがいずれかのテーマについて企画提案を行い、ソフトバンク側が各チームに点数をつけ評価。(2)のテーマに取り組んだ1チームが優勝を決めました。

優勝チームは、若者へ向けて、他社からオンライン専用新料金ブランド「LINEMO」へ乗り換えてもらうためのアイデアとして「HP来訪ステップ」→「契約ステップ」という段階を踏んだ戦略を提案。競合や自社の強みの分析、アンケート結果からLINEMOの特長である「LINEギガフリー」が若者の通話スタイルにぴったりだということを発見しました。通話スタイルの不満や困りごとを理解・共感してもらうことで「HP来訪」を促し、より確実な「契約」につなげるため、「若者」をさらにセグメンテーションし、ターゲティングを実施。プレロールドラマで共感を呼ぶYoutube広告やLINEスタンプ、特設ページを設ける等の具体施策を提案をしました。

同社の講評では「理論的なプレゼンテーションで驚いた」「普段自分たちが気づかない若者の消費行動などがわかり発見があった」「プレゼン資料を部内で共有したい」など高評価をいただきました。

最優秀賞チームメンバー
サービス創造学部3年 奈良明莉さん(泉高校出身)
サービス創造学部3年 岡庭百合香さん(東金高校出身)
サービス創造学部3年 田近聖豊さん(市立柏高校出身)
サービス創造学部3年 渡邉奈央さん(幕張総合高校出身)
サービス創造学部3年 宇佐見空士さん(印旛明誠高校出身)

企画提案プレゼン
企画提案プレゼン

学生コメント

今回の発表では、クライアントであるソフトバンク様が求めている事は何か、ということを常に意識して提案を行いました。具体的には、課題で担当したLINEMOの良い所は何か、そして自分たち若者だからこそ見える視点というのを意識するようにしました。携帯回線という形の無いサービスを扱う課題は初めてでしたが、今までのゼミ活動で得た経験を活かし、グループの皆で協力して真っ直ぐに課題と向き合うことが出来ました。

奈良明莉さん

提案のポイントは、提示された課題の裏に隠れる言語化されていない本音をくみ取り企画として具現化した点です。今回の課題には「若者の実態を教えて」という本音が隠されていると解釈し、それに応じた情報開示を徹底しました。しかし、若者である我々にとっては当たり前の内容が多く、インパクトの面で葛藤がありました。社会人の視点を想像しながら企画を見つめ直すなど、創造を想像で補う経験は大きな収穫だったと感じています。

岡庭百合香さん