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瀧上信光学校法人千葉学園常務理事(千葉商科大学名誉教授)は、4月24日、参議院事務総長から感謝状が授与されました。
これは12年間にわたり参議院事務局情報公開苦情審査会会長を務め、今般の任期満了による退任にあたりその貢献に対して功績が認められたものです。

参議院事務局は、国の行政機関の情報公開法に準じて、国民に対する説明責任を果たすため、2011年4月から情報公開制度を実施しています。情報公開苦情審査会は、事務総長からの諮問に基づき、事務局文書を不開示としたことの当否について調査審議を行い、是正が必要と認めるときは是正すべき内容を事務総長に対して答申し、事務総長はその答申を尊重して苦情申立人に対して開示・不開示の決定を行います。

瀧上常務理事は、総務庁在職中は国の行政機関の情報公開法の立案を担当し、担当局長として国会審議への対応等を行うとともに、千葉商科大学の教員になった後も、国や地方公共団体の情報公開制度の実施に幅広く関わってきました。参議院事務局の情報公開制度導入についても当初から情報公開苦情審査会会長をつとめ、30件の答申を行うなど、参議院事務局文書の情報公開制度の運営に尽力されました。

感謝状が贈られました
感謝状が贈られました

瀧上常務理事のコメント

情報公開制度は、国民主権の下、主権者である国民に対する政府の説明責任(アカウンタビリティ)の観点から政府情報を公開するもので、国会においても政府の制度に準じた制度が実施されており、参議院事務局情報公開苦情審査会会長として12年間貴重な経験をさせていただきました。この度の感謝状に対し御礼を申し上げますとともに、この間の審査会の委員および参議院事務局職員の皆さま方のご支援ご協力に心から感謝を申し上げます。