「The University DINING」の設計・建築と「フォトロゲinいちかわ」の活動が市川市景観賞を受賞

お知らせ

2018年3月28日

市川市景観賞表彰式「The University DINING」の設計・建築と「フォトロゲinいちかわ」の活動が「第11回 市川市景観賞」を受賞しました。

市川市は、良好な景観の形成に顕著な功績を残した団体等に対して、啓発イベント部門、建築・まちなみ部門、緑化部門、清掃部門の4部門で「市川市景観賞」を授与しています。2007年度より始まったこの賞は、これまでにのべ43組が受賞し、2014年度には朽木量政策情報学部教授のゼミナールが取り組んだ地域紹介冊子の作成で「「中山参道どっと混む」を通じた地域景観の啓発と地域活性化活動」が表彰されています。

今回は、学校法人千葉学園の「学食棟「The University DINING」の設計・建築」が、本学として初めての「建築・まちなみ部門」での受賞となりました。学食棟外壁の3方向をガラス張りにする事で外との連続性や開放感を持たせるとともに、周囲の木々と調和するように天井の梁に効果的に木材を配置し、自然採光や自然通風による居心地の良さを演出しているところが評価されました。

また、DINING SERVICE DESIGN LABの「「フォトロゲinいちかわ」による景観啓発活動」が「啓発イベント部門」での受賞となりました。 DINING SERVICE DESIGN LABでは、「The University DINING」を美味しい食事を提供する場だけに留めず、教育的視点での学生の感性や行動力、発想力などを育む取り組みや地域に開かれた学食をめざしたイベント等を展開しています。その取り組みの一つが、ランニングイベント「フォトロゲinいちかわ」です。フォトロゲイニングとは、地図をもとに制限時間内にチェックポイントとして設けられた場所を回り、チェックポイントと同じ写真を撮影し得点を集めるスポーツです。学生自らが探し出した「市川市の優れた景観資源」をチェックポイントとして巡ることで、市内外の参加者に対して今まで気付かなかった市川市の魅力を知ってもらうきっかけとなっていることが評価されました。

表彰式は3月19日(月)に開催され、原田嘉中理事長とDINING SERVICE DESIGN LABの西尾淳サービス創造学部教授、深沢昇大さん(サービス創造学部2018年3月卒業)が、佐藤尚美市川市副市長より賞状を受け取りました。

DINING SERVICE DESIGN LABでは、第3回「フォトロゲinいちかわ」を、3月31日(土)に開催します。同イベントをはじめ、本学は今後も地域に開かれた教育研究拠点をめざします。

原田理事長西尾教授、深沢さん