理念

  • 「再エネ100%社会」は地域分散型エネルギー社会
  • その形成には、再エネの責任ある創出と、責任ある消費が必要
  • SDGs12の「つかう責任 つくる責任」Responsible Consumption and Production

千葉商科大学環境目標

2018年度目標

千葉商科大学をネットで日本初の「RE100大学」にする。
本学所有のメガソーラー野田発電所等の発電量と千葉商科大学の消費電力量を同量にする。
※電力に関する「自然エネルギー100%大学」の略称

2023年度目標

千葉商科大学をネットで日本初の「自然エネルギー100%大学」にする。
本学所有のメガソーラー野田発電所等の発電量と千葉商科大学の消費エネルギー量を同量にする。

持続可能な開発目標

この環境目標は、2015年9月の国連サミットで採択された17の「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals: SDGs)」のうち、13番目「気候変動対策行動」に対応しています。
パリ協定で日本は、2030年までに温室効果ガスを2013年度比26%削減という目標を定めました。それを実現するのが、再生可能エネルギーの導入促進と徹底した省エネの推進であり、本学もこの目標の達成に貢献しようとしています。

目標達成へのスキーム

達成イメージ

達成イメージ

全体構想イメージ

環境目標の実現に向けて、これまで本学が取組んできた地球温暖化対策活動を軸として、ハードウェア、ソフトウェア、ハートウェアという3つの柱で、全学的なスキームを展開して取り組みます。

全体構想イメージ

ハードウェア

屋上太陽光発電

創エネ・省エネ設備の拡充

  • メガソーラー野田発電所の太陽光パネル増設
  • 市川キャンパスの照明をLED化
  • 屋上太陽光パネル設置
  • 太陽光冷暖房設置 等

ソフトウェア

EMS

見える化・制御

  • EMS(エネルギーマネジメントシステム)導入
    • 消費電力、発電量管理
    • 最適化制御

ハートウェア

気持ち・知恵で人が動く

  • エネルギーの無駄調査
  • 打ち水イベント実施
  • グリーンカーテンの設置
  • 個人の省エネ意識向上施策
  • 学生と大学事務局との連携

学生団体「SONE」
Student Organization for Natural Energy:
自然エネルギー達成学生機構
2018年度発足。学生目線で省エネや地球温暖化防止への取り組みを考え、大学とともに活動する学生団体。企画・実施や大学への提言などを通じて、学内電力消費量の削減をめざしています。

CUCエネルギー株式会社の設立

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2016年5月、これまでの取り組みを契機に、地域に持続可能な恩恵をもたらす地産地消のエネルギービジネスとして、本学が主体となり、CUCエネルギー株式会社を設立。
同社は、本学に対して省エネ機器のリース事業や検証、環境・エネルギーに関する知見の提供・共有等を行うことで本学の自然エネルギー100%大学の実現を支援しています。また、本学の環境目標達成後は、地域の各事業所への再生可能エネルギー導入促進や、省エネのノウハウ提供等を行い、将来的には千葉県内での自然エネルギー源の開発や東葛地域への電力小売事業などの展開を構想しています。

CUCエネルギー株式会社ロゴ

CUCエネルギー株式会社
代表取締役社長 白川 昇
2016年5月設立。本学に設立された地域エネルギー事業者として、「自然エネルギー100%大学」の達成に向けたエネルギー・サービス事業を展開。

自然エネルギー100%プラットフォームへ国内の大学で初登録

本学の環境宣言は、自然エネルギー100%の実現を提唱する世界的なイニシアチブ「自然エネルギー100%プラットフォーム」(運営:CAN-Japan)に、教育機関として初めて「自然エネルギー100%宣言団体」として登録されました。(2017年11月13日付)
※ CANは気候変動対策行動を行う、世界120カ国以上1,100を超えるNGOからなる基幹的な国際ネットワークです。