11月7日(水)、千葉商科大学(学長:原科幸彦)、和洋女子大学(学長:岸田宏司)、東京医科歯科大学教養部(部長:服部淳彦)、昭和学院短期大学(学長:菅沼恵子)、東京経営短期大学(学長:増田哲也)の千葉県市川市に存在する5つの高等教育機関は、教育資源や機能等の活用を図りながら幅広い分野で相互に連携協力し、教育研究の質的向上を図り、地域社会の発展に資することを目的とした「大学コンソーシアム市川」を設立しました(会長:千葉商科大学 学長 原科幸彦(2018年11月7日決定))。
さらに同日、市川市の発展を目的とした地域課題の解決に取組むプラットフォームを形成するため、大学コンソーシアム市川は、市川市(市長:村越祐民)、市川商工会議所(会頭:片岡直公)と、産官学連携包括協定を締結しました。
各大学のある市川市の人口は約49万人。中長期的には人口減少と高齢化が進むことが見込まれています。
このため同市では、将来に亘ってまちの活力の持続的な発展を図っています。また、同市は、地域の課題解決のため、地域の市民、企業等とともに、地域の大学との連携も掲げています。このたびの「大学コンソーシアム市川」の設立は、このような同市の方針に賛同した同市内の高等教育機関が、大学間の枠をこえ、それぞれの資源や機能等の活用を図りながら、幅広い分野で相互に連携協力しようと立ち上がりました。
今後、同コンソーシアムは推進委員会を立ち上げ、教育活動、学生募集、キャリア支援、研究活動、地域支援、地域マネジメントの各連携推進部会を設置し、市川市、市川商工会議所と連携して、市川市の施策推進及び課題解決、地域産業の振興、人材の育成、学生のキャリア支援、生涯学習及び社会人の学び直しの機会の提供等の各事業を行います。地域を支える中核となる人材の育成、地域課題の解決、さらに、大学がまちづくりの一端を担い、歴史と伝統に培われた「文教都市・市川」の強みを生かした、まちの魅力向上に貢献することをめざします。