10月30日(火)に、日本とASEAN加盟10カ国の政府が共同で実施する「東南アジア青年の船」事業(※)に参加するブルネイ、カンボジア、インドネシアなど東南アジア10カ国出身の青年と日本の青年約40名が来校しました。
同事業参加青年は、「手頃で信頼できる持続可能なエネルギーの利用」をテーマに、ディスカッション活動や研究を行っており、「自然エネルギー100%大学」をめざす本学の取り組みに関心を持ったことから、今回の訪問が実現しました。
当日は、原科幸彦学長(テーマ:SDGsとインパクトアセスメント)、手嶋進サイエンスアカデミー特別客員講師(テーマ:自然エネルギー100%大学への具体的な状況)、田中信一郎サイエンスアカデミー特別客員准教授(テーマ:エネルギー政策と地域経済)の講義が行われました。
さらに、自然エネルギー100%大学をめざして、さまざまな創エネ・省エネ活動を行いながら「環境・エネルギー」について研究する学長ゼミ生の活動発表、1号館の屋上に設置されているソーラーパネルの見学、「東南アジア青年の船」事業参加青年と本学の学生・教職員との昼食会なども行われました。
今回の交流で、本学学生と「東南アジア青年の船」事業参加青年が持続可能なエネルギー利用のための課題について意見交換をしたことで、環境分野へより一層の理解を深めたようです。
※「東南アジア青年の船」事業は、日本と東南アジア各国の青年約320人が、「東南アジア青年の船」に乗船し、生活を共にする中で、船内および訪問国において各種交流活動を行うことにより、国際社会でリーダーシップを発揮できる青年を育成するプログラムです。2018年度(第45回)事業では、日本および東南アジア4カ国を訪問します。
参加者の声(抜粋)
- 再生可能エネルギーの重要性を改めて理解できた。
- 再生可能エネルギーと経済の関係が分かった。
- 千葉商科大学の取組みは、自国の大学でも参考になると思う。
- 自国の再生可能エネルギー設備の価格の高さが普及の課題。
- 光熱費を考慮して住宅を選べるようになるといい。
関連リンク