千葉商科大学では従前より問題発見、問題解決力を重視した教育を実践し、各学部の教育において優れた成果を残してきました。企業、自治体、地域と連携したプロジェクト活動、被災地ボランティア活動、地域資源の発見と広報活動を通じたまちおこしなどの実践例は本学の誇りです。
今、アクティブ・ラーニングを導入する大学が増えています。近年注目を集めるこの教育は、講義を聴く、ノートを取るという従来型の教育とは異なり、グループワークやディスカッションなど学生参加の授業、社会体験や社会調査の機会など、学生の能動的学修を実現するさまざまな教育手法を取り入れています。
この背景には、社会人力として、社会的実践力、問題発見と問題提起力、提案企画力や協働による実現力を、大学教育において培うことが必要とされていることがあります。
千葉商科大学での実践的な教育活動の特長は、『やってみる、という学び方。』に凝縮されています。授業での学問と実際の経験を統合させることで理解を促進し、深く学べることはよく知られており、本学ではその教育方法をカリキュラムに組み込むとともに、『やってみる』を経験した学生が大きく成長した姿を目の当たりにしてきました。学問と経験の組み合わせ方はいろいろありますが、『やってみる』ことの重要性はどの活動にも共通しています。
これまでの成果をふまえ、また、社会人力を身につけた人材の育成という社会の要請により一層応えるため、本学は全学的にアクティブ・ラーニングを取り入れた教育改革に着手しました。さまざまなレベルの『やってみる』機会を提供すると共に、教職員の研修や施設設備の拡充に取り組み、全学的体制で学生の『やってみる』をサポートします。
知識を鍛えるCUCの学びの仕組み
千葉商科大学の『やってみる、という学び方。』は、教室で学んだ知識を、実際に社会で使える力にするために、授業で得た知識をもとに、課題や目標を学生自らが設定し、実社会で様々なプロジェクトに取り組む学び方です。社会で実際に試すことで多くの気づきと発見に出会い、新たな課題解決や目標をめざします。理論と実践の繰り返しが、学生の成長につながるのです。
理論を学ぶ
授業
学問と視点を学び、知識を深める。
変化する世の中を見据え、求められる個性に合わせて学べる学部を設置。各授業では幅広い教養や深い知識が身につく授業を行います。
ゼミナール
仲間と協同し、チームワークを育む。
4年間の学び・研究の中心となるゼミナールでは、学んだ知識を専門的に深めるため、少人数でプロジェクト演習やフィールドワークを実施。仲間との議論を深めながらチームワークを育みます。
社会で実践する
プロジェクト運営
企業・行政・NPOとの共同ビジネスを実体験する。
「キッズビジネスタウン®いちかわ」の企画・運営、「ケーブルTV番組」の制作など、企業や行政と連携したプロジェクトに仲間とチャレンジ。授業やゼミで学んだ知識を活かせる“実践の場”がたくさん用意されています。
企業や行政担当者の授業
現場のプロから直接“学ぶ”。
すべての学部で様々な企業や自治体と連携し、実社会の最前線で活躍するプロから直接アドバイスが得られるなどの、貴重な学びの機会を用意しています。
ボランティア
社会の役に立つ“喜び”を体験。
東日本大震災の被災地支援をはじめ、地域やNPO団体での活動など、社会と人の役に立つボランティアを数多く行っています。
起業
“挑戦したい”を応援する。
食堂スペースでの飲食店を出店・経営する学生ベンチャー食堂を公募。学生たちのチャレンジ精神を刺激し、起業のチャンスを提供しています。
留学
世界のなかの自分を発見。
9つの国と地域の24大学と提携し、グローバルな学びを支援。先進の留学プログラムを利用し、昨年は119名の学生が海外留学で“リアルな世界”を体験しています。
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