最新情報 2018年度下期

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北区プレゼンコンテスト

2018年12月2日(日)、東京都北区主催のビジネスコンテスト「魅力発見! 北区東京 学生プレゼンコンテスト2018」に商経学部産学連携チームとして、大平進ゼミ2年生の武田直輝さん(千葉敬愛高校出身)、石井宏明さん(匝瑳高校出身)、上久保尚記さん(船橋芝山高校出身)のチームが参加し、「敢闘賞」を受賞しました。

大平ゼミでは、マーケティング戦略の基本を学び、企業視点でマーケティング活動を分析しています。今回3人は、ゼミで学んだ知識を実践して身につけたいとの思いから同コンテストに参加しました。

本大会は4大学8チーム計41名が参加し、「こころ惹かれる自転車の新商品アイデア」をテーマにプレゼン形式で競い合いました。審査は「情報収集力」「論理性」「具体性」「独自性」「プレゼン力」「熱意」「質問対応力」の7項目の合計で行われます。
各チームテーマに沿って、区内企業の自社ブランド自転車について、同社の強みを生かした新商品アイデア企画を検討。約半年間にわたり調査、研究等を行いました。

武田さんたちは、授業で学んだ製品開発プロセスに則り、活動を行いました。まずは、企業へのヒアリングなどを通じて標的市場となるセグメントを選定します。そこで「実用的で高価格な通勤・通学用自転車」に可能性を見つけ、"顧客が抱える問題"や"ニーズ"を評価してコンセプト創出を行いました。その結果、停車と発進をスムーズにするためのバネを利用した「回生ブレーキシステム」、鍵をかける時間を短縮する「ワンタッチロックシステム」、駐車のしづらさを解決する「スタイリッシュな後ろかご」の採用を提案。実現可能性を裏付けるため、コンセプト・ステートメントを用いた購入意向を調査するアンケートも実施し「78,000円でも売れる」と結論づけました。

活動を振り返り「細かい分析が必要でマーケティングの奥深さを感じた」と石井さんは話します。また、上久保さんは「より良い製品を"作るだけ"では差別化ができない。消費者ニーズを考える大変さが経験できて良かった」と語りました。同コンテストが実施されることを聞き、一番に手を挙げた武田さんは「授業で学んでいても、実際に商品開発をするときにどこから始めていいのか戸惑った。先生からアドバイスをもらいながら、かたちにすることができた。この経験を生かして、将来は商品開発に携わりたい」と話しました。

北区プレゼンコンテスト
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