学長コラム

本学の取り組みや教育活動、学生たちの活躍などの最新情報を中心に、時折、原科学長の研究テーマである参加と合意形成、環境アセスメントに関連した話題もお届けします。

皆さん、こんにちは。今月も大変嬉しいニュースがあります。

硬式野球部が1部復帰

本学硬式野球部が、4月6日(土)から5月20日(月)まで行われた令和元(2019)年千葉県大学野球春季リーグ2部で優勝し、清和大学との入れ替え戦に臨みました。6月3日(月)の第3戦の結果、本学が5対1で勝利し、1部昇格となりました。2006年秋以来26季ぶりの1部復帰に学内も沸いています。引き続き、応援をよろしくお願いします。

環境省の勝俣孝明政務官が本学を視察

学長コラム6月

5月29日(水)、環境省の勝俣孝明政務官が本学を視察。 「自然エネルギー100%大学」をはじめとする本学の環境問題への取り組みに対して、環境省に関心をお持ちいただいたことから実現しました。視察は「CUC100ワイン・プロジェクト」でソーラーシェアリングをしながらブドウや野菜を育てる圃場の見学から始まり、同プロジェクトの学生や関係者から、プロジェクトの概要やソーラーシェアリング施設の説明、ブドウの生育状況の確認などが行われました。

勝俣政務官は「商科大学というビジネスを学ぶ大学でありながら環境に先進的に取り組んでいる。千葉商科大学が環境に取り組むのは、国が取り組むべきものと合致している」と話しました。学生たちとの意見交換も行い、最後に勝俣政務官から「今回の訪問を通じて一番感じたのは環境教育の重要さ。子どもたちの環境への意識は経験することによって養われる。国をあげて啓発していかなければならないことを実体験でこれだけやっているのはありがたい」と激励をいただきました。

全国大学対抗簿記大会 大会史上初の8連覇

学長コラム6月

本学学生が、6月1日(土)開催の2019年春季(第63回)全国大学対抗簿記大会(主催:資格の大原 大原大学院大学)団体戦1級の部で、1位、2位、4位、5位、6位に入賞しました。また、出場者全員の得点を順位づけする個人戦1級の部でも、本学学生が1位、2位、6位、9位に入賞する快挙を遂げました。

本学から出場したのは、「瑞穂会」に所属する商経学部の学生16名。1チーム3~4名の5チームを編成し(瑞穂会A~E)、チームの平均点で競う団体戦に挑み、優勝となりました。これにより、2015年秋季大会から8回連続優勝、大会史上初の8連覇を達成しました。

団体戦1級の部で1位となったのは、いずれも商経学部の福田七海さん(経済学科4年/千葉女子高校出身)、岡野桃香さん(商学科4年/石岡商業高校出身)、根本晴典さん(商学科4年/野津田高校出身)の3名です。連覇のプレッシャーに打ち勝ち、金字塔を打ち立てました。個人戦1級の部は、生方あやさん(商学科3年/修明高校出身)です。大学生の頂点に立ちました。

6月25日(火)には、瑞穂会の偉業に対して、祝賀会を開催しました。個人戦1位となった生方さんには、賞状とルカ・パチョーリ賞が贈られました。生方さんが入学したきっかけは、簿記に強く、無料で日商簿記1級の講座が受けられる瑞穂会の存在があったからとのこと。基礎をしっかり習得し、一つひとつを着実に自分のものにしたからこそ、得た成果だと思います。団体戦の優勝チームには、賞状と「日本公認会計士協会賞」として、たいへん大きなトロフィーが贈られました。チーム分けは大会直前でしたが、動じることなく、継続した努力の成果が勝ち取りました。

全国大学対抗簿記大会は「簿記の発展と交流の輪を広げる」「職業会計人を増やす」ことを目標に年2回(春・秋)開催され、今回は全国60大学から3,599名がエントリーしています。