なぜ人は特定のブランドや店を好きになるの?
消費者心理を探求しマーケティング戦略を立案します
研究テーマ紹介
買いたくなるブランドとそうでないブランドの差は何なのでしょうか。名前が耳に残ったからなのか、CMに魅力を感じたからなのでしょうか。それとも友人が使っていた、値段が手頃だったからかもしれません。同様に、買いたくなる店とそうでない店とでは何が違うのでしょうか。音楽、照明、色彩、陳列、何がどのように影響するのでしょうか。
マーケティングの研究テーマは、日常生活の中で皆さんが消費者として感じている「なぜ」にあります。そうした疑問をマーケティングや消費者行動の知識を使って解明します。そして消費者から「好き! 素敵! 欲しい!」と思ってもらうことで実現する「新しい市場創造」のためのマーケティング戦略を考えます。
活動紹介
毎年、活動内容は少しずつ変わりますが、マーケティングの知識を増強するための「輪読」と、マーケティング課題に対する解決策をグループで考察する「課題解決型ワーク」の2本柱で活動します。
課題解決型ワークでは、大学横断の学生研究大会に参加したり、企業からいただいた課題に取り組んだりします。グループで市場や対象消費者の分析行い、提案につなげるテーマを設定し、議論を重ね、解決策を導き出します。2020年度はJAL、2021年度はワールド、2022年度はサザビーグループからいただいた課題に取り組み、若者に向けた新商品や新事業の提案を行いました。昨年度は桜美林大学と共同で研究成果の報告会を実施しました。他大学の学生の発表を聞くことや、複数のビジネスマンから講評をいただくことができ、学びの多い場となりました。
(2022年度は在外研究のため桜美林大学 馬塲正美先生が担当してくださいました)。
学生の声
サービス創造学科 鈴木 颯悠
安藤ゼミは、「消費者心理」を中心にマーケティングを学ぶゼミです。活動の中でサービスを創造(提供)する上で必要不可欠な「サービス受容者の視点」を常に意識することで、サービス提供者側と受容者側の2つの視点から物事を考える癖がつきます。消費者心理を活用し、常に「なぜ?」を意識する安藤ゼミの活動を通して、深い論理性と消費者の心を動かすアイデア、発想力が身につきました。
サービス創造学科 韮山 双葉
安藤ゼミは、メンバーの仲も良くとても温かいゼミです! やる時はやる、楽しむ時は楽しむとメリハリを持ち取り組むことができます。昨年度は、教科書を読みインプットし、学内や企業の方にアウトプットすることでマーケティングの知識を身につけることができました。そしてなんと言っても安藤先生は、とても優しくて安藤ゼミのお母さんです!