学びの集大成、個性溢れる作品の数々
政策情報学部 楜沢順教授(専門:西洋美術、油彩、版画、メディア芸術、コンピュータグラフィックス、アニメーション、映像)、吉羽一之准教授(専門:グラフィックデザイン、タイポグラフィ、組版設計)のゼミナールでは「芸術・メディア・表現」を研究テーマに、学生たちがイラストレーション、映像、シナリオ、グラフィックデザインなど、さまざまな表現の技術と手法を学んでいます。4年生の卒業前に開催された「卒業制作展」では、4年生が表現に関する学びの集大成として制作した作品の数々を展示しました。大学4年間で培った表現の技術と手法を生かし、思いを込めて制作した作品は個性に溢れるものばかりです。
2019年度「卒業制作展」作品紹介
期間:2020年2月14(金)~20日(木)
会場:木内ギャラリー(千葉県市川市)
水槽を用いた立体的な映像表現
中野 智稀
(新潟商業高校出身)
水に泡を発生させて立体的なプロジェクションマッピングを投影しています。水に何を加えたら綺麗に投影できるか実験を重ねました。パソコン上で美しい映像でも水には投影すると違ったり、何度も試行錯誤を重ねて完成させました。
ロボットに対する表現
常松 優平
(東京学館高校出身)
3Dの千葉商科大学にロボットを配置し、コントローラーを使って自由にウォークスルーできる作品です。様々な角度から見えにくい部分まで楽しんでもらえるよう、ロボットの関節や骨組みなどをこだわって作りこみました。
ユニバーサルデザインを用いたマニュアルの提案~折り紙(鶴)を事例に
宮下 結衣
(千葉聖心高校出身)
折り鶴には既存のマニュアルがありますが、色覚障害の方や言語に関係なく、誰にでもわかるように、ユニバーサルデザインの考え方をふまえ、言葉を省略したマニュアルをデザインしました。作成前には鶴が折れるか、どう覚えたのかなどアンケートを実施し参考にしました。
地域を知るためのかるたデザインの提案~千葉県の各市町村の名所名産品を活用して
戸倉 彩水
(拓殖大学紅陵高校出身)
出身地なのによく知らなかった千葉県をテーマにしました。調べていくと54市町村であったことから、名所名産テーマにした50音カルタを思いつきました。子どもからお年寄りまで楽しみながら千葉の名所名産を知ってもらえる作品です。
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