正しい文法や発音でなくとも自分の意志を伝えるために積極的にコミュニケーションはかること、グローバル人材に求められるのはこの積極性にほかなりません。国際教養学部では、コミュニケーション能力を高めるための語学教育を実施します。
1年次はスピーキングを重視しながら、ヒアリング、リーディング、ライティングの総合力を鍛え、2年次の短期留学で実践する準備を整えます。毎クオーター週3回の語学の講義でレベルアップをめざします。
ケンブリッジ英検リンガスキルテストやHSK(中国語検定)の受検を必須とし、語学力を客観的に把握します。1、2年次に学内で行われる年2~3回の検定料は学部がサポートします。
英語選択者の履修スケジュール
中学、高校で6年間も英語を勉強してきたのだから、できないわけがないのです。それは「できない」のではなく、「知識を100%使いきっていない」だけ。日常生活で使っている英単語を駆使すれば会話はできます。通じればもっと話をしてみたくなる。国際教養学部ではそういった機会をどんどん提供します。
中国語選択者の履修スケジュール
中国語は大学で新たに学ぶ言語です。1年次には発音、基本的な文法や基礎語彙を集中的に学びますが、最大の難関は発音です。中国語の発音記号であるピンインを学び、正しい発音を覚えます。1日も早く中国語の語感に慣れ親しめるように、繰り返し練習することがポイントです。
中国語履修者の多くは、本学と上海立信会計金融学院(中国)双方の学位を4年間で取得するダブル・ディグリーのプログラムに参加します。 このプログラムでは上海立信会計金融学院へ約1年間留学するほか、正規課程の授業とは別に、日中交流学院「修学コース」に所属し、学位取得に必要な語学力や基礎知識を学びます。