アドミッション・ポリシー

博士課程 政策研究科

政策研究科の教育・研究では、問題発見・問題設定・政策立案・実行・評価から問題の再設定に至る発展的反復のプロセスを「政策スパイラル」と呼び、知の再編成の中核においています。政策研究科は、このような「政策スパイラル」という実際の政策実践を研究対象とし、この分野における高度な学術研究の成果を身につけた専門家の養成を行うとともに、政策研究のための人材・資源を集積し、研究水準の飛躍的向上のための研究体制を整備し、政策に関する教育・研究の拠点を形成することを目的としています。

政策研究科は、この目的にふさわしい資質と能力を備えている者を受け入れるため、本学大学院修士課程修了者だけでなく、他大学の多様な学術分野の修士課程修了者、留学生および社会人を積極的に受け入れています。具体的には次のような資質と能力を持つ者を受け入れています。

  1. 研究者として自立して研究活動を行い、または高度な専門的職務に従事するために必要な専門知識および実践的応用能力を習得しようとする者
  2. 「政策スパイラル」による政策研究において、独創的な問題意識・課題設定により博士論文を書き上げる強い意思を持っている者
  3. 政策研究を通じ、実践的な研究を進化させることにより、社会に貢献しようとする者
  4. 知的好奇心に富み、自主的に学び研究する意欲と未来を切り開いて行こうとする情熱を持っている者

修士課程 商学研究科

本研究科では、従来の「商学」という概念を超え、商学、経営学、会計学の研究に加え、経済学及び政策情報学を統合した、商学の新たな創造を目指す「商(あきない)学」をベースとして探究する研究者及び高度専門職業人を養成することを目的としている。そうした目的を達成するには、以下の通りのふさわしい明確な意思をもった学生を受入れる。

  • 知的好奇心に富み、豊かな創造力を持ち自由な発想で研究を進められる者
  • 商学、経営学、会計学、経済学、政策学、情報学、メディアにおける基礎能力を持ち、それらを応用、発展できる者
  • 高度な専門知識を修得、活用し、社会の課題に果敢にチャレンジする強い意志を持つ者
  • 知識や専門性を活かし、地域社会との交流を通して、経済界、産業界、地域社会に十分に貢献したいと思う者
  • 実社会での技能向上や公務員及び税理士、会計士、中小企業診断士等の高度専門職業人を目指す者
  • 論文を執筆するに十分な日本語能力を有する者

専門職学位課程 会計ファイナンス研究科

会計ファイナンス研究科は「会計・税務」と「ファイナンス」を両輪に、それらの理論を学び、実践できる力を育むとともに、高い倫理性を身につけた高度な専門職職業人を育成することを目的としている。
会計ファイナンス研究科は、高度専門職業人に必要な能力を修得する意思と「会計・税務」「ファイナンス」への興味を持ち、幅広く深い知識の修得と実務ならびに研究分野で自己のキャリア形成を目指す者を受け入れる。