会計ファイナンス研究科では、「会計・税務」と「ファイナンス」の高度専門職業人育成をめざします。 その教育目的を効果的に達成するため、履修上のコースとして「会計プロフェッションコース」「税務プロフェッションコース」「ファイナンスプロフェッションコース」の3コースを設けています。

会計プロフェッションコース

公認会計短答式試験科目免除+税理士試験科目免除(会計系)

コース別修了要件に財務・管理の会計系科目と監査論系科目を重視し、日本の会計・監査の本質を基本、発展、応用・実践と体系的に学びながら、IFRSにも対応しています。
幅広い科目と実務家教員を揃え、企業会計実務の理解を高める能力を養います。
また、修士論文を作成する学生は1年次から対面式で研究指導の受講が必須となり、修士論文を作成しない学生は1年次春学期・秋学期に対面での演習科目を受講することが必須となります。

会計プロフェッションコース

税務プロフェッションコース

税理士試験科目免除(税法系)+公認会計士短答式試験科目免除

コース別修了要件に租税法系科目を重視すると同時に幅広く複合的に学びながら税務の専門家を養成します。
論文作成では、その指導に精通したベテラン教員が国税審議会に提出できるレベルに達するよう指導します。多くの判例や学説を分析、探求し論文を仕上げる過程では、税理士試験の科目免除のみならず、実務においても適確な判断能力、問題解決能力が修得できます。
税務プロフェッションコースでは、研究指導の受講形態を遠隔(オンライン)授業にすることで、時間割の組み合わせ方によっては、修了に必要な科目をすべて遠隔授業(オンライン授業)のみで構成することができます。1・2年次の登校機会等、修士論文に関する指導や最終試験は、市川キャンパスへの来校が必要になります。研究指導の遠隔授業(オンライン授業)を希望する場合は、出願時に申請してください。

【研究(論文)指導を遠隔授業(オンライン授業)する場合の履修形態のポイント】

  1. 遠隔授業(オンライン授業)の活用で移動時間・交通費を削減
  2. 図書館の蔵書は郵送でも取り寄せ可能
  3. 研究室や学内施設の利用が可能
  4. 在学生・修了生・教員参加の交流会で将来に向けたネットワークづくりもできる

税務プロフェッションコース

ファイナンスプロフェッションコース

CFP®受験資格・AFP認定登録権利+公認会計士短答式試験科目免除

コース別修了要件にパーソナルファイナンス系に関する科目を重視し、ファイナンシャルプランナーとして、個人顧客の将来を見据えることを可能とする幅広い見識と職業的倫理観などを体得します。
FPとして第一線で活躍する実務家教員から学ぶ最新動向を取り入れた実践的かつ理論的講義は、独立の礎を形成します。

ファイナンスプロフェッションコース