ビジネス社会で武器となる「簿記」を学ぶ!
簿記を学ぶメリット
ビジネス社会で活躍するためには、コミュニケーションの手段である三言語(自然言語…語学、人工言語…コンピュータ、会計言語…簿記・会計)を理解する必要があります。
その中の会計言語である簿記・会計とは企業の経営や財務状態を明確に記録し、報告することです。
簿記・会計は社会でお金の動きがある限り必ず必要となる知識です。簿記・会計を修得することで企業の状態をデータで正確に読み取ることができ、業種や職種を問わずビジネス社会で武器となる知識といえます。
簿記を修得するために
正課講義だけでなく、受講料無料の勉強会で簿記の修得をバックアップします。
通常授業で簿記を基礎から学ぶ!
初心者は1年次の必修科目「初級簿記I・II」もしくは「初級会計I・II」で簿記・会計を基礎の基礎から学ぶことができます。 4月から約2ヵ月の学修期間で日商簿記検定3級合格もめざせます。
また正課講義「簿記特講」では週2回実力に応じたグループ指導を行い、簿記の基礎を徹底的に身につけ、資格取得もサポートします。
会計教育研究所「瑞穂会」
日商簿記1級合格をめざす学生のために正課講義の他に「瑞穂会」という受講料無料の勉強会を開催しています。瑞穂会では各自の実状と能力に合わせた指導が受けられ、専用の教室で空いた時間にいつでも勉強できます。また専任教員が常駐しており、気軽に相談することができます。
また、日商簿記1級だけではなく、税理士試験の会計科目(簿記論・財務諸表論)についても講義を受けることも可能です。
日商簿記1級合格で特待生!
商経学部商学科 鈴木啓斗さん(安房高校出身)
商経学部への入学は特に目的があったわけではなくて、大学でやりたいことを見つけられたらいいなと思っていました。高校は普通科だったので、簿記は興味がある、ない以前に全く知りませんでした。商業というとマーケティングや物流が思い浮かんで、お金よりもモノを扱うイメージを持っていたほどです。ただ、大学に入ったからには何か資格を取得しようと考えていたので、初級簿記の授業は3級受験クラスを選択しました。通常のクラスは簿記の基礎知識の習得を目標としますが、受験クラスは入学間もない6月に検定試験を受験し合格をめざすものです。簿記を学んでわずか2ヶ月でしたが、合格することができました。正直に言うと、思ったより簡単というか、余裕があったんですね。それで、次は瑞穂会で2級、1級の合格をめざすことにしました。
実社会で役立つ実感
瑞穂会の対策講座は平日4、5限、土曜日も夏季休暇中も9時から17時まで授業がびっしりです。課題や演習の量も半端じゃないので、これをこなしていくだけで精一杯ですが、逆に言えば瑞穂会だけで十分力は身に付きます。分かることが増えればもっと知りたくなるし、質問には先生が丁寧に答えてくれます。もともと納得するまでやりたい性分なので、この環境に身を置いたことは良かったと思っています。しかし、3級から2級、2級から1級と級が上がれば知識も倍必要になり、3級に合格した時の余裕が嘘のように勉強に明け暮れる日々。幸い、2級も1級も一発合格できましたが、早く解放されたい!という気持ちがあったことは否定しないです。
瑞穂会での勉強は日商簿記の受験対策ですが、資格のためだけに学んでいるわけではありません。簿記を学べば企業が分かり、問題を解いているとその状況が見えてくる。実社会で役立つ知識を学んでいるという実感があり、就職にも自信になると思います。
やる気と目標を持つことが大事!
周りには商業科の出身者も少なくなかったですが、高校で簿記を学んでいたとしても大学入学時に資格を持っていなければ、大学ではみんな同じスタートラインに立ちます。大事なのは、やる気と目標を定めることではないでしょうか。合格という大きな目標はもちろんですが、私は日々の勉強にも小さな目標を持つようにしました。例えば、分からないこと、間違えてしまった問題は、翌日に持ち越さないと決めて、その日のうちに解決する。そうやって次々とハードルを越えていきました。
在学中の早い段階で日商簿記1級に合格するメリットは、特待生として授業料減免の対象になることですね。それと、その他の資格に挑戦する時間も選択肢も増えました。今は宅建、社労士、FPにも興味がありますが、本音を言えば、その勉強に取り組む前に普通の夏休みを過ごしてみたいです!