ゆめ旅KAIGO! Next Action

障がい者スポーツの啓発とともに誰もが住みやすい社会を目指す

ゆめ旅KAIGO!

ゆめ旅KAIGO!の活動を通してバリアのない社会のあり方、新しい観光のあり方と課題を学びます。障がい者スポーツの啓蒙普及の一環として、同じく人間社会学部小口広太准教授が担当している「いちかわごちそうマルシェ」に常設として参加し、ボッチャ大会を開催しています。開催を通じて、障がい者スポーツの啓発を促すとともに、バリアのない社会作りにつなげる活動を行っています。

活動に参加したことによって、価値観の変化と視野が広がったと感じました。高齢者や障がい者の方と関わる機会がなかったので、健常者の立場でしか物事を見ることができませんでした。しかし、実際にゆめ旅の活動に参加したことで自分が勝手に偏見を抱いていることに気づきました。そこから、将来自分が何をすべきなのか、また世の中が求めているものは何か。など考えるようになり、将来就きたい職業を絞ることができました。福祉関係を目指していなくても、視野を広げるために活動に参加することは大切なことだと実感しています。私は地域活性化に興味があり、入学したころは観光地の活性化を行うことを目標に勉学に励んでいました。しかし、ゆめ旅の活動を通して今では限界集落や多種多様な人が住みやすい街づくりをしていきたいと考えが変わりました。私自身の経験から、自分の価値観や視野を広げるために、福祉に興味がある人でもない人でも是非活動に参加してほしいと思っています。

土子奈菜(佐原白楊高校出身)