藤井紘司ゼミナール(エシカル・ツーリズムの探求)

問いを磨く

研究テーマ紹介

ゼミでは、里山・里海などのローカル・コモンズを生かした地域社会の暮らしや生き物に対するエシカル・ツーリズム(観光客に対し、ひとや社会、環境に配慮した行動をうながす観光形態)の可能性を探求します。フィールドワークを重視し、生活論の立場から地域社会の課題解決に向けた方策を模索していきます。

活動紹介

文献講読とフィールドワークを組み合わせ、考えるちからをつけていきます。ゼミ生は、フィールドとのかかわりのなかでみずからの問いを鍛えつつ、その答えを探っていきます。

• 地域課題×エシカル・ツーリズム
  保全対象となる地域資源に対し、エシカル・ツーリズムの可能性を探求していきます。
• 離島フィールドワーク
  ゼミの年間行事のひとつ。フィールドワークや冊子づくりを通じ、虫の目や表現力を鍛えていきます。

学生の声

築地 夏帆さん
藤井ゼミをひとことで表すならば「自由」です。個性豊かな学生たちがのびのびと学業に取り組んでいます。まとまりがないように見えても、やる時はやる。そんな雰囲気です。過保護ではないけれど、しっかり藤井先生からの愛を感じられるゼミナールだと思います。藤井ゼミナールの離島フィールドワークは、他のゼミナールでは絶対に経験できない価値があると思います。私たちの代では、伊豆大島で10キロのマラソンに参加しました。最初は文句を言っていた私達も、走り終わった頃には、各々達成感を共有していました。離島というフィールドだからこそ、自分自身を見つめられるきっかけにもなったと感じます。

担当教員

藤井 紘司 准教授(専門:環境社会学・民俗学、観光学)