2015年度 上海
本当に使えるグローバルな力を求めて第1期生は上海へ。高速成長の熱気と異文化を体感
期間:2015年4月2日(木)~5日(日)、2015年5月3日(日)~5日(火) ※2グループに分けて実施
スケジュール
1日目 | 成田空港から上海へ出発 |
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2日目 | 明治制果工場訪問、在上海日本国総領事館訪問 市内見学(外灘・新天地) |
3日目 | 上海探訪(課題設定フィールドワーク) 上海立信会計学院学生交流会 フォトコンテスト開催 |
4日目 | 中華芸術宮見学 成田空港帰着 |
企業訪問をとおして学ぶグローバルビジネス ~ 明治制果食品工場
日本や中国で人気のチョコレートなど製菓を製造している「明治」。明治の海外グループ企業である「明治制果食品工場」を訪れました。現地で働く日本人より直接、日本と中国におけるプロモーションや販売など、ビジネスの違いについてお伺いしました。また、日系企業における現地社員の働き方やその土地の文化や習慣を尊重することの大切さについて学びました。
現地学生交流 ~ 上海立信会計学院
本学協定校である上海立信会計学院で現地学生とフォトコンテストを開催しました。フィールドワークで設定した課題に合わせた写真を提出し、その写真を撮影した理由や上海探訪の感想を発表しました。また、上海を拠点とするアドバイザリーボード企業のCEOも参加し、優秀賞を決定しました。
日中関係を学ぶ ~ 在上海日本国総領事館訪問
領事から直接、大使館や領事館の役割、日中関係の現状と今後の展望、さらにはご自身の仕事哲学など、幅広いお話を伺いました。日中関係については、政治関係ではなく、国民関係が話題になることが望ましい姿であり、今回中国で出会った日中の友人を大切にしていくことが、両国のより良い関係構築には、大切であるとのアドバイスをいただきました。
課題設定フィールドワーク ~ 上海探訪
上海立信会計学院の学生とジェスチャーを交えながらコミュニケーションを取り、グループ毎にスケジュールを立て、課題設定フィールドワークを実施しました。上海の街を散策したり、地下鉄の乗車体験をしたりと、上海探訪を現地学生と共に楽しみました。学生たちは、同世代である現地学生の積極性や多くの観光客で賑わう上海、そして中国のパワーを感じたようです。
短期留学での目標が明確に
中国人学生との交流をとおして、会話の重要性を実感しました。多くの学生は、日本語を話すことができたので、会話で不自由を感じることはありませんでしたが、中国人学生同士の会話は何を話しているのか全く理解できず、悔しさと不安や恐怖を感じました。相手の言葉がわからないという気持ちを経験し、「短期留学では、留学先国の言語で話せるようにする」という目標が決まりました。最初は、知らない人と一緒に参加することが不安でしたが、研修をとおして共に学ぶ仲間とすぐに仲良くなれ、大学生活へのモチベーションを高めることができました。
細谷 亮太(千城台高校出身)
情報を見極める大切さを知りました
領事館を訪れた際、「自分の目でみて、自分の頭で考える」という領事の方の言葉に感銘を受けました。日中関係については、これまでニュースで報道される悪い印象が強くありました。しかし、実際に上海を訪れたことで、とても良い印象を持つことができました。今まで知らなかったことを自分の目で見たことで、初めてわかることがある。領事の方の言葉のとおりだと感じました。また、ビジョンを持って仕事をすることで、より有意義な仕事できることを学び、私自身も目標を持ちながら、この研修での経験を今後の学生生活に活かしていきたいと思います。
石井 絵梨加(成田北高校出身)