2017年度海外フレッシュマンキャンプ

2017年度 台湾

市内フィールドワークや学生交流を通じて、日本と台湾の共通点と相違点を発見しよう!
期間:2017年4月3日(月)~4月7日(金)

スケジュール

1日目 成田空港から台北へ出発
2日目 忠烈祠、国立故宮博物院見学
国立台北商業大学の学生と台北市内フィールドワーク
3日目 台灣山葉機車工業股份有限公司訪問
十分、九份フィールドワーク
4日目 日本台湾交流協会訪問
国立台北商業大学での学生交流会
台湾桃園空港より成田空港へ
5日目 成田空港帰着

台湾の歴史を学ぶ ~ 忠烈祠・国立故宮博物院

忠烈祠・国立故宮博物院

台湾の歴史に触れるため、戦没者を祀る忠烈祠と国立故宮博物院を見学しました。国立故宮博物院の69万点以上の収蔵物の多くは内戦後、台湾に撤退した国民党によって北京の故宮博物院より移送されたもので、中国芸術文化の集大成ともいえます。これらが台湾にある歴史的背景を知り、中国と台湾の関係について理解を深めました。

台湾の日常に触れる ~ 台北市内フィールドワーク

台北市内フィールドワーク

現地学生の案内で台北市内の観光スポットを訪れました。訪れた場所の文化的な意義や人気の理由などを現地学生に英語で質問しながら、コミュニケーションを図りました。また士林夜市など台湾の観光地としての魅力を再発見するとともに台湾の日常に触れ、日本文化との違いを実感しました。

日本企業の海外進出について学ぶ ~ 台灣山葉機車工業股份有限公司訪問

台湾ヤマハ訪問

自動二輪大手である「ヤマハ発動機株式会社」の現地法人「台灣山葉機車工業股份有有限公司」を訪問しました。総経理(社長)から日本と台湾のマーケットの違いやバイク大国である台湾で販売されている商品について伺いました。また日本企業やその社員が現地で仕事をしていく上で重要な部分についても学びました。

日台関係を学ぶ ~ 日本台湾交流協会訪問

国立台北商業大学生との交流会

日本における対台湾の窓口機関である、公益財団法人日本台湾交流協会を訪問しました。日本台湾交流協会は公式に国交のない台湾と民間交流関係を維持するための機関で、大使館や領事館のような在外公館の業務を行っています。文化室主任の方から日台関係と台湾情勢、交流協会の仕事について話を伺い、日本、台湾、中国の関係について理解を深めました。

現地学生との交流会 ~ 国立台北商業大学

国立台北商業大学生との交流会

国立台北商業大学を訪問し交流会を実施しました。自己紹介に続き、各チームごとに台北市内でのフィールドワークの成果発表を行いました。 現地学生と英語を中心に発表の準備を進めましたが、なかなか伝わらない部分も多く、英語で自分の意思を伝える難しさを実感し、これからの学びのモチベーションを高めるきっかけになりました。

台湾はゴミひとつない街並みや秒単位で運行している電車など、想像以上に発展していて驚きの連続でした。また現地の学生との交流を通じて自分の英語力のなさを痛感し、勉強しなければと感じたと同時に、語学を学ぶだけでなく実際に日本を飛び出して海外の文化に触れ、現地の人とコミュニケーションをとることが重要だと感じました。

玉置 百合子(市川東高校出身)

台北商業大学との交流会では英語に苦戦しながら、ジェスチャー、表情を駆使して楽しみながら会話することができました。その結果、グループで一緒になり意気投合した現地の学生と今でも連絡を取り合う大切な友人になりました。必死にコミュニケーションを取ろうという意識を持つよりも先に、楽しんで話そうと思うことが大事だと感じました。

臼澤 岬(盛岡中央高校出身)

台湾の学生から日本の技術力の素晴らしさや日本の魅力について聞き、外から見た日本について知るきっかけになりました。また国によって暮らしの違いや働き方、ものの見方や考え方に違いがあるということを実感し、「異文化」ということの意味を再認識しました。そして異文化を理解することが海外の人とコミュニケーションを図る上で必要だと気づくことができました。

齊藤 衣純(成田国際高校出身)

台湾で感じたのは私たち日本人が一般的だと考えていることは世界の常識ではなく、海を越えれば全く違う考え方を持っている人たちが多くいるということです。固定概念にとらわれず、広い視野を持って多くのことを吸収し、考えることが大切だと感じました。語学だけでなく、様々な学びを通して多角的な考え方を持ったグローバル人材をめざしていきたいと思います。

泉 祥太(君津高校出身)