診断士を目指していて、2年間、完全燃焼したい方へ

小林誠さん

2018年3月修了(7期生)
小林誠さん

大学院への入学を決めたきっかけはなんですか? 本学の中小企業診断士養成コースを志望した理由を教えてください。

個人的な話で恐縮ですが、私は、学生時代の最終学歴が、情報系の専門学校卒でした。社会人になり37歳頃に通信制の大学を卒業しましたが、「論文」と呼ばれる物を作成したことが無かったので、いつか、大学院に入学して修士論文を作成したいと思っていました。また、大学に通学をしたことも無かったので、「大学生活」に対する漠然とした憧れもあったように思います。
一方で、通信制大学の卒業後、中小企業診断士資格の取得もめざしている中で、登録養成課程のことを知ることとなり、さらに調べると、本学は修士課程であり、診断士の資格取得、修士号の取得、そして修士論文執筆のための研究活動も実施出来ると言う、私にとってまさに「一石三鳥」と言うことで、本学を志望することに決めました。上記理由から、診断士の二次試験向けの勉強はしませんでしたし、実は受験もしたことがありません。
そして、入学前より卒業後は、独立診断士を目指そうと思っていたので、本学の特徴でもある、経験豊富な診断士の先生方による「理論と現実」のバランスが取れた実践的な勉強が出来るという点、それと、社会人として仕事をしながらの通学を考えていたので、土日主体のカリキュラムという点も魅力的に感じていました。

在学中苦労したことはありましたか?

ある程度、想像はしておりましたが、在学中は学業を最優先するということで、仕事の予定も含め、万難を排すことに最も苦労しました。具体的には、どんな依頼や予定があっても、土日の予定は全てお断りすることとなり、心苦しい思いをしたこともあります。そして、平日は体調の維持に努め、週末の金曜日は翌日のことを思い早めに帰宅。授業がある土曜日、日曜日は早起きが辛くても、体調が思わしくなくても、雨の日も風の日も通学する。授業で課題が出た際には、平日も定時で帰宅して勉強、と全てを学業優先の生活にしました。気がついてみれば、無遅刻無早退無欠席で、皆勤賞を頂くことができました。
また、登録養成課程の特徴でもある診断実習の期間中においては、成果物である「診断報告書」に対する完成度へのこだわりと、締め切りとのトレードオフに悩みました。結局、診断実習中の平日の就業後は、ずっとカフェや自宅で業界調査や診断書の執筆を行っていました。しかし、今思えばそれも良い思い出です。

役立っていることはなんですか? また、進学して良かったことはなんですか?

現在、独立診断士として活動を始めていますが、登録養成課程のカリキュラムとして、自分の得意分野以外も、網羅的かつ強制的に勉強することが出来ることが、とても役に立っていると思います。例を挙げると、私の場合は自分の苦手な財務分野の勉強なども、強制的に勉強できる(させられる)ので、苦手な分野に対する抵抗感は若干薄れたように思います。
また、企業診断実習では、どの分野を担当するかは、最終的には先生と班長をはじめとしたメンバーとで話し合いをして決めますが、自分があまり経験の無い分野でも、半強制的に担当することになります。その状況をポジティブに捉えて、取り組めたのが良かったと思います。
また、修士課程における修士論文の執筆についても、先行研究や文献などの資料から現状を調査し、疑問や問題点をまとめ、新たな観点で自分の意見を述べる、という一連のプロセスを経験できたことが良かったと思います。
そして、2年間という期間の中で、先生や職員の方々、同期の皆と交流することにより、今後、自分がどのような診断士になりたいか、イメージをしながら過ごすことが出来ることも私にとってはとても良かったです。数多くのロールモデル、目標となる先生と出会えました。特に、千葉県でご活躍の診断士の先生とつながりが持てることで、卒業後の診断士協会への活動に、シームレスに繋がることが出来ることも、とてもありがたいことだと思います。
もちろん、同期の学生とのつながりも非常に役立っています。7期生は特に仲が良く、時には激しく議論したりすることもありましたが、とても良い同期の仲間だったと思います。

大学院を修了して感じたことを教えてください。

まずは素直に嬉しかったです。2年間やり遂げられたこと、修士論文の研究執筆活動が出来たこと、素晴らしい先生方や職員の方々、同期の良い仲間に巡り会えたこと、そして診断士としてようやくスタートラインに立てたことが本当に嬉しかったです。在学中の2年間は、きっと素晴らしい期間になると思った自分のカンは間違っていませんでした。

受験を希望する方へ一言お願いします。

入学料、授業料については、決して安価ではないですが、卒業後、独立診断士を目指す方はもちろん、企業内診断士の方も、本学で過ごす2年間というのは、長いスパンで見ればかなりお得だと思います。
繰り返しになりますが、大学とのつながり、先生との出会い、同期と過ごす時間、先輩・後輩とのネットワーク。どれをとっても、非常に貴重な物です。2年間、完全燃焼して診断士としての自分の実力をつけたいと思っている方には、とてもお勧めです。ただ、ご家族のご理解は必須ですので、よくお話をされた上で、ご決断されるのが良いと思います。
ご入学お待ちしております。是非、同窓会ネットワークを介して、色々とお話ししましょう。