仲間と刺激し合いながら、適切な指導のもとでレベルアップを実感
2019年3月修了(8期生)
藤井洋さん
大学院への入学を決めたきっかけはなんですか?
会社勤めを20数年経験して、入学直前に自営業(社会保険労務士)に転職したのですが、中小企業診断士の資格取得とともに、もう一度大学院で学び直したいという希望があり、入学を決めました。
本学の中小企業診断士養成コースを志望した理由を教えてください。
(1)カリキュラムが土日中心であること、(2)5回の診断実習があること、(3)勉強するための最高の環境が整っていること、以上の3つが志望の理由です。診断実習においては、通常は体験することができない、様々な企業の経営に触れることができました。また、豊富な蔵書の付属図書館と、在学中自由に使用することができる共同研究室は、本当に重宝しました。
在学中苦労したことはありましたか?
私の場合、入学と転居・転職がほぼ重なってしまったため、最初の3ヶ月間は肉体的にも精神的にもつらかった記憶があります。ですが、最初の診断実習が終わった8月頃には、良い意味でも悪い意味でも力の抜き方を覚え、毎週大学に来て同期の仲間の顔を見るのが楽しみになっていました。5回の診断実習はかなりハードなスケジュールだったのですが、多様な経歴や能力を持つグループの仲間と刺激し合って診断を進めていく過程は、苦労と同時に、企業の経営課題に向き合うことの厳しさ・面白さを体験することができた、貴重な時間となりました。
進学して良かったことはなんですか?
中小企業診断士として必要な知識を学べたことは勿論ですが、修士論文を執筆したことも良い経験になりました。きちんと論文を書いたことがなかったので、入学前は大変不安でした。しかしながら、実際は先生に適切に指導していただき、早期に研究テーマと方針を固めることができたため、1年目は資料の収集、2年目は分析と執筆という時間管理で、着実に論文を完成させることができました。
受験を希望する方へ一言お願いします
千葉商科大学中小企業診断士養成コースは、個々人のレベルアップとともに、「つながり力」も重視しています。2年間の在学期間を通して得ることができた知識や経験、同期の仲間や先生方・諸先輩方とのネットワークは、私の人生においてかけがえのない財産になったと感じています。