診断士としてのみでなく、人とのつながりや、人間力も養成してくれるコース
2020年3月修了(9期生)
佐藤勇樹さん
大学院への入学を決めたきっかけはなんですか?
進学は、座学のみでなく実習もあり、実践的な知識を学ぶことができるからです。本番では二次試験の事例問題のように問題文の中にヒントが全てあるわけではありません。決められた時間の中でお客さまの本当の課題を聞き出して提案する必要があります。将来独立診断士を目指していた私は、単なる知識のみではなく実践で使える知識を身につけたいと思い、進学を選びました。
本学の中小企業診断士養成コースを志望した理由を教えてください。
就職が決まっていた私は働きながら学校に通う必要があったため、土日にカリキュラムが組まれている本学を選びました。また、本学の学部出身で、中小企業診断士を取得した人が未だ一人もいないと聞いていました。千葉商科大学の卒業生でもあった私は、千葉商科大学、学部初の診断士になりたいと思い、本学を選びました。
進学して良かったことはなんですか?
進学して良かったことは、一緒に学んだ仲間と、強いつながりができることです。ともに実習で課題解決を行なってきたメンバーのつながりはとても強くなります。卒業後も同級生や、養成コースの先輩、後輩とは飲み会や、情報交換などコミュニケーションを常にとっています。診断士として独立する人にとって、このような繋がりができることはとても強みになると思います。私にとって、進学中にできた仲間が、最も大きな財産になりました。
大学院を修了して感じたことを教えてください。
あっという間の2年間だったと思う反面、とても濃い2年間を過ごすことができました。私が25年生きてきた中で最も成長できた2年間だと思います。周りの先生、同級生からも「佐藤くんはこの2年間で見違えるほど変わった」とよく言われます。社会人になったからということもありますが、「商大の診断士養成コース」に入らなければ私はここまで成長できなかったと思います。
受験を希望する方へ一言お願いします
入学当初は環境への適応、時間とお金の問題など、悩みが山ほどありました。しかし、卒業する頃にはそれ以上のメリットが沢山得られたことに気づきます。本学では自分の学ぶ姿勢次第で、人とのつながりや、人間力も養成してくれます。やるかやらないか迷っている方は、ぜひ一度やってみてください。正解かどうかはやってみないとわかりません。私はこの2年間で、大きく変わることができました。皆さんと商大でお会いできる日を楽しみにしています。