大学院 最新情報 2019年度

重要

千葉商科大学大学院では、2020年4月に既存の商学研究科、経済学研究科、政策情報学研究科を発展的に改編し、新たな概念の商学研究科が誕生します。

本研究科では既存の学位、カリキュラム、指導体制等を存続させつつ、授業科目の共通化、コース間研究交流など相互の利点を活用できる体制にいたしました。
現在の社会は、多様化、複雑化、多元化、国際化などが急速に進んでおり、既存の大学院教育ではそれらに対応するのが困難な状況にあります。今後は、高い見識や俯瞰できる能力、正しく伝える力、人との調整能力、問題解決力が一層求められ、そのためには高度な専門性と幅広い知識、教養が必要となります。さらに、学んできた知識を実践型の視点で捉え直す力も重要性を増すと考えられます。

そこで本学は、人間社会の諸活動において、モノ、カネ、サービス、情報を流通させるために、多様な関係者の間を協議してすり合わせるという「商う(あきなう)」の本来の意味に立ち返ることとしました。既存のリソースを基礎とし、商学の新たな創造を目指す「商(あきない)学」を探究する理論と実践を融合させた研究科へ改編し、研究者及び高度職業人を養成し、時代の要請に応えていきたいと考えています。

新たに誕生する商学研究科においては、履修上のコースとして商学コース、経済学コース、政策情報学コースの3コースを設定し、学位は従来どおり各研究領域のコース毎に、「修士(商学)」「修士(経済学)」「修士(政策情報学)」が授与されます。
さらに、従来の中小企業診断士養成コースは3コース共通の中小企業診断士養成プログラムとして生まれ変わり、さらなる充実を目指します。
上述の改編に伴い、経済学研究科及び政策情報学研究科は、2020年度より学生募集停止となります。

現在在籍する学生については、従来どおり各自の目的達成に向け充分な学修支援を施し、また修了生に対しても従前以上の取り組みを行いますので、引き続き本学大学院をよろしくお願い申し上げます。

千葉商科大学学長 原科 幸彦

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