知の再編成のためには、複数の教員と院生とのコラボレーションが不可欠です。これを推進する場としてプロジェクト演習を設け、課程修了要件とします。
応用プロジェクト演習には、教員と院生から構成される研究プロジェクトが設けられます。プロジェクトは院生中心に教員も参加して運営されます。プロジェクトには複数の教員がナヴィゲーター教員として参加することとし、プロジェクト研究の成果達成に向けて院生への指導やアドバイス、討議を行います。
主なプロジェクトテーマとして、政策形成過程研究、サステナビリティ研究、財政金融・地域政策研究、企業経営とITの研究があります。政策研究科では、学問分野を超えた幅広い視点から政策立案を行う高度な専門家を育成するために、複数のゼミに所属して研究分野横断的に問題意識を高め、博士論文のテーマに焦点を当てることを推奨しています。
主なプロジェクトテーマ
政策形成過程研究
分野は、地域文化政策論、公共経済学、社会政策学、東アジア学など多岐に渡っている。政策立案・政策形成過程に関心を寄せつつ、共同で指導する体制を取っている。所属する院生の各自の研究テーマに関して、多角的な視点から多くの有用な指導すべく、専門分野を超えて超領域的に議論している。
【担当教員】
サステナビリティ研究
社会・経済・環境のサステナビリティに関する諸課題を総合的、学際的に取り扱い、質的研究、量的研究をとおして博士学位請求論文を作成するための演習を行う。個別の学生の研究テーマに対応し、政策学、経済学、経営学、環境学、社会学、統計学、都市学など多角的な視点から共同で研究指導を行う。
【担当教員】
財政金融・地域政策研究
分野は、財政学、金融論、社会保障論、会計学など多岐に渡っている。共同指導体制を取っているために、院生の研究テーマに関して、多角的な視点から多くの有用な指導を受けられる体制が整っている。
【担当教員】
企業経営とITの研究
企業政策、創業・経営革新、SDGsへの対応など新たな企業経営の動向、地域産業振興策の役割について知る。IT(特にAI等)を活用した企業経営手法や、ITが組織・経営に与える影響などについて注目し、企業経営とITの関係について理解を深める。
分野は、情報学、会計学、環境経営学等、多岐に渡っている。共同指導体制を取っているために、院生の研究テーマに関して、多角的な視点から多くの有用な指導を受けられる体制が整っている。
【担当教員】