「ちょっとした困りごと」を解決し、地域住民の生活を支援

よろず隊は、真間地域・国府台地域在住の方々(高齢者・子育て層)からの依頼に基づき、学生が空きコマを活用して生活支援サービス(電球交換・家具移動・掃除・IT機器の操作補助など)を提供している「有償ボランティア」活動です。
利用者にとっても支援者にとっても望ましい生活支援サービスのあり方を明らかにするとともに、財政的に自立できる活動モデルを構築するべく、問題意識をもった学生が自発的に集まって検討をはじめ2018年5月よろず隊設立、同年8月サービスイン(対外的な活動をスタート)しました。
以来、高齢者サポートセンターをはじめとしたさまざまな分野の専門家による助言・サポートを得ながら、地域の方々とのコミュニケーションをはじめ、会議運営、会計、広報など学生自身が考え実施しており、組織マネジメントの学びの場となっています。
2022年頃からは、地域の研修会や学会から活動内容についてのプレゼンテーション機会をいただくようになってきました。活動内容をまとめ、データをもって説明し、課題や可能性にかかる質疑応答において自分の言葉で答えることが、学生のさらなる成長を促しています。

よろず隊
よろず隊

最近、徐々にご依頼が増えてきました。前回もご依頼をくださった方からの連絡があると嬉しくなります。活動後には「ありがとう」「またお願いしたい」と仰ってくださる方が多く、頑張ろうと思えます。私も様々なお話をできることが とても楽しいです。どのように活動したら、依頼者の方のご要望に応えられるかを考えています。

中山理恵(野田中央高校出身)

よろず隊は、地域の方々を支援するだけでなく、ビジネス団体として、有償ボランティア団体として、未だ着地点が明確でないジャンルの活動をしています。世間的にも賛否が分かれる「有償ボランティア」を経験することで、学生でありながら見えないモノ(労力)を提供することの複雑さ、楽しさ、難しさを学ぶことが出来ます。私も依頼者様に満足していただけるように考えながら活動するのが楽しいです!

大内琉加(安積黎明高校出身)