座談会「公務員試験への道」

予備校に通った人。自力挑戦の人。公務員試験に合格した4名が座談会でそれぞれの勉強法や学部のサポートをどのように活用したかなどを語りました。

秋元瞭
秋元 瞭(松戸向陽高校出身):和泉市役所内定

秋元:政策情報学部の公務員試験対策って、
(1)通常の「正課授業」で公務員試験に必要な知識を学ぶ(費用なし・単位あり)
(2)「課外講座」で学ぶ(費用あり・単位なし)
(3)「課外講座」に参加して「公務員勉強部屋」を利用し、「DVD教材」や「問題集」を使って自主的に勉強するの3つあって、僕と砂原くんは(1)(2)(3)全部だよね。

砂原:でも、僕は勉強部屋はあまり使わず、自分で参考書を買って図書館で勉強してた。実際にどう使うかはその人によるよね。

秋元:確かに。僕の場合は勉強部屋に行くことが多かった。仲間と一緒に勉強できるし、分からないところを質問できるから。

砂原叶夢
砂原 叶夢(三郷高校出身):千葉県警内定

加藤:自分は(1)だけど、正課授業も公務員予備校で活躍する先生が教えてくれるからハイレベルだよね。3年次からは予備校に通ったんだけど、授業のレベルは遜色なかったよ。

秋元:予備校は学部の課外講座と比べると費用が高いけど、あえて予備校を選んだの?

加藤:課外授業もいいと思ったけど、公務員試験の範囲は広いから、科目によってはDVDで講義を見ることになるよね。自分はどうせ聞くなら生の講義がいいなと思って、1年次から予備校代のためにバイト代を貯めてたんだよね。

秋元:ちゃんと貯金してたのはエラい!

砂原:僕もDVDはあまり見ないで参考書で勉強してたな。めざす試験によっても、どこまで勉強するかは変わってくるからね。

加藤皓輝
加藤 皓輝(千葉北高校出身):四街道市役所内定

長谷川:自分は完全に独学。この学部で公務員をめざす人は「地域政策コース」の人が多いけど、自分は「メディア情報コース」で映像や写真を学んでたんだよね。でも将来地元に帰って働きたいと考えたら公務員がいちばんいいなと。メディア情報コースでも(2)や(3)は選べるけど、通学時間を考えると独学が現実的だった。

秋元:独学はすごいよね!僕なら無理だな。

加藤:予備校に通った自分からしても、独学で理解できるのがすごいと思う。

長谷川:でも1、2年の頃に取っていた(1)の記憶があったから入りやすかった。あと、町役場だから倍率がみんなよりは低いから。

加藤:ちなみに面接対策はどうしたの?

長谷川:それも自己流で。もうひたすら地元愛をアピールしたよ(笑)

加藤:すごいね。自分は筆記試験が通ったことがなぜか課外講座の先生に伝わっていて、面接対策をやってもらえたよ。

砂原:なにそれ、超面倒見いいね(笑)

加藤:予備校ではやってもらえなかったから、ラッキーだった。話す内容とか組み立て方とか、詳しく教えてもらえたから。

秋元:僕も面接対策ではお世話になったよ。予備校から来た“面接のプロ”みたいな先生だから、すごく勉強になるよね。

長谷川貴
長谷川 貴(九十九里高校出身):九十九里町役場内定

砂原:僕が感じた面倒見の良さは、ゼミの先生かな。ゼミの先輩に警察官がいて、その方に会う機会をつくってくれたんだよね。最初は市役所志望だったけど、警察もいいかなと視野を広げることができた。高校時代、アルバイト先のスーパーで盗撮犯を捕まえたことがあって、警察の面接では当然その話で盛り上がったしね。

長谷川:それはすごいね。正義感があるんだ。

砂原:自分ではそうでもないと思うんだけど、縁があるのかも。

秋元:僕も第一志望には落ちてしまったけど、それも縁かなと思うようにしてる。それより、11月まで決まらなかったことが精神的に大変だった。その時期になると勉強部屋も一学年下の後輩たちに譲らないといけないしね。でもチャンスがあるなら最後までくらいつくという気持ちで頑張ったよ。ゼミの先生や後輩もグループディスカッションの練習に協力してくれたし、早く公務員仲間に追いつきたいという気持ちがモチベーションになった。

加藤:公務員試験は勉強も大変だし、民間企業より決まるのが遅いからストレスも溜まるよね。自分も公務員をめざす高校時代の友人と頻繁に連絡を取り合ってた。

砂原:その点、この学部は仲間ができるのがいいよね。先生にも相談しやすい雰囲気があるし、公務員をめざすなら政策情報学部はオススメ。

長谷川:自分の場合は、映像や音楽、写真など表現をいろいろ学んだけど、そんな人間も公務員をめざせるのがこの学部の良さだから、その点をぜひアピールしたいね。