坂井 恵ゼミナール(会計・監査・アカウンタビリティ研究)

会計の本質を理解し、信頼されるビジネスパーソンを目指そう!

研究テーマ紹介

あらゆる企業は、会計を行う責任があります。そうした責任は、アカウンタビリティと呼ばれます。誰しもアカウンタビリティを果たさなければ、まわりから信頼を得ることはできません。このゼミナールでは、アカウンタビリティに関わる実践である会計や監査について研究します。2、3年生の授業では、会計学の専門書や学術論文を読んだり、自分たちでテーマを決めてグループワークを行ったり、実際に社会で活躍する会計プロフェッショナルの講演を聞いたりしながら、会計学の学びを深めていきます。 4年生になると、各自が関心のあるテーマを選定し、論文を作成します。論文のテーマは、会計研究や監査研究のほかにも、企業不祥事研究、サービス、スポーツ、エンターテイメント、あるいは自分が参加したプロジェクトを対象とした研究など、多岐にわたっています。

活動紹介

このゼミナールでは、学生の自主性を尊重しています。ですから、授業も自由な雰囲気で行われていると思います。また、他学年や他大学のメンバーと交流する機会も設けていますので、さまざまな人と幅広く交流している人が多いことも、このゼミナールの特長です。
例年夏休み期間中に、他大学との合同ゼミ合宿を実施しています。合同ゼミ合宿には3から4大学の2、3年生が参加するので、参加者数が100名を超える時もあります。研究テーマ、運営方法、開催場所などは、すべて学生同士で話し合って決定します(2021年度は感染症予防のため合宿は行わず、青森公立大学、石巻専修大学、北九州市立大学との4大学合同研究会をリモート形式で実施)。
近年は、学部の学生プロジェクトを対象とした監査も行っています。2021年度はパーティ・プロジェクトとスポーツビジネスBBプロジェクトにご協力頂き、3年生全員で監査を行いました。

坂井恵ゼミ
坂井恵ゼミ

学生の声

サービス創造学科 井鍋洸太
坂井ゼミの最大の特長は、学生が学びたい分野を自由に決めることができる点です。会計学の範囲は広く多岐にわたりますが、私たち10期生は内部監査を研究テーマとし、3年秋学期にはパーティ・プロジェクトの内部監査を実施しました。初めての取り組みで苦労する点も多かったですが、結果的に良い報告書を作ることができ、満足しています。将来はゼミで学んだことを生かし、会計プロフェッショナルとして活躍したいと考えています。

サービス創造学科 荒木勝汰
坂井ゼミでは、学生主体で活動を行い、ゼミメンバーが協力して楽しく学ぶことができます。会計学は難しいと思われがちですが、私たちは企業分析やプロジェクトの内部監査を通じて、会計の重要性や面白さを学びました。また、サブゼミとして授業時間外に希望する学生が集まり、日商簿記の検定取得の勉強もしています。私は将来金融業界に就職し、社会に出てからも坂井ゼミで学んだ会計学を生かしていきたいと考えています。

担当教員