大下 剛ゼミナール(流通・物流とロジスティクス研究)

企業に対する課題解決提案を通じて「学問」や「活動」から学んだ内容と「企業」からの学びを融合!
事実と理論を結び付け、自ら考え、行動できる人材へ!

研究テーマ紹介

現在、日本の流通部門や物流部門では高度なサービスが展開されています。一方で、労働力不足や環境対応が課題になっています。企業がこれらの外部環境に対応しながら、よりよいサービスを創造していくには、何をすればよいのか。これらの課題に取り組むにあたり、「流通論」や「物流論」といった社会的な視点を理解するのが必要です。
そのうえで、企業の経営戦略において重要性の高まっている「ロジスティクス」について、一緒に勉強しながら、現代のさまざまな問題にどう対応していくか議論していきます。

活動紹介

ゼミ活動も3年目を迎えてさまざまな取り組みを行いました。2022年度の取り組みは以下の通りです。

【2年生】
コクヨサプライロジスティクス株式会社様から提示された「物流センターの働き方改革」に関する経営課題をテーマにグループワークを行いました。最終報告を、品川にあるコクヨ本社ショールームTHE CAMPUSにて行い、企業の経営者から貴重なフィードバックをいただきました。

【3年生】
春学期には、旭紙業株式会社から「撥水性の高い段ボールを活用した商品開発」の課題をいただき、グループワークを行いました。学生ならではの視点で大胆な発想の提案を行いました。
秋学期には、京都先端科学大学の3年生とオンラインでチームを組んで、和栗の生産・加工・販売を行う株式会社恵那川上屋の繁閑差を解消する施策を検討して提案を行い、企業の経営者から講評をいただきました。

ゼミ活動の内容については、毎年変わって良いと思っています。流通や物流は多様な視点が求められるので、経営学・マーケティング・サービス創造といったさまざまなアプローチを試みています。
その中で、プレゼンテーションや課題解決の力を習得できるようにしたいと思っています。

大下剛ゼミ
大下剛ゼミ

学生の声

サービス創造学科 川村 錬
大下ゼミでは、企業の方からの課題にグループで取り組み、物流業界の現状を分析し、課題に対する自分たちの考えを発表します。課題でのグループワークを通し、主体的な思考力と他者に自分の考えを伝える表現力が身に付きます。また、流通に関わる企業への見学やゲスト講師の方のお話を聞くことで流通について広く、深く学ぶことができます。

サービス創造学科 林 美桜
このゼミでは、私たちの生活を支えている「流通」について一から楽しく学ぶことができます。実際に、企業の方々からいただいた課題に対して企業見学や直接お話を伺う機会、体験型授業などがあるため、課題について多角的視点で考えるうえでとても貴重な経験や学びになっていると感じられる魅力的なゼミです。

担当教員