大下 剛ゼミナール(流通・物流とロジスティクス研究)

企業に対する課題解決提案を通じて「学問」や「活動」から学んだ内容と「企業」からの学びを融合!
事実と理論を結び付け、自ら考え、行動できる人材へ!

研究テーマ紹介

現在、日本の流通部門や物流部門では高度なサービスが展開されています。一方で、労働力不足や環境対応が課題になっています。企業がこれらの外部環境に対応しながら、よりよいサービスを創造していくには、何をすればよいのか。これらの課題に取り組むにあたり、「流通論」や「物流論」といった社会的な視点を理解するのが必要です。
そのうえで、企業の経営戦略において重要性の高まっている「ロジスティクス」について、一緒に勉強しながら、現代のさまざまな問題にどう対応していくか議論していきます。

活動紹介

ゼミ活動も4年目を迎えてさまざまな取り組みを行いました。2023年度の取り組みは以下の通りです。

【2年生】
コクヨサプライロジスティクス株式会社様から提示された「物流センターの働き方改革」に関する経営課題をテーマにグループワークを行いました。実際に物流センターを見学したうえで、2023年11月に実施された最終報告会には企業から多くの方が発表を聞くべく、来校されました。また、その内容はコクヨグループ内にもオンライン配信され、企業の経営者から貴重なフィードバックをいただきました。
取り組み内容については企業の広報からプレスリリースも行われています。

◆Web記事:【コクヨサプライロジスティクス×千葉商科大学】大学生の物流に関する学びをサポート(https://www.kokuyo-supplylogistics.com/news/2023/12/post-7.html)

【3年生】
春学期には、旭紙業株式会社・平成農産運輸株式会社から「九州から関東に向けての農産物流通を可能にする物流の2024年問題解決」の課題をいただき、グループワークを行いました。難易度の高い課題でしたが、学生ならではの視点で大胆な発想の提案を行いました。
秋学期には、京都先端科学大学のマーケティングゼミ3年生とオンラインでチームを組んで、老舗おかき処である京都鳴海屋様からZ世代向けの商品開発や販売拡大のテーマとする課題に対して提案を行い、企業の経営者から講評をいただきました。

2024年度の秋学期2年生は、例年同様にコクヨサプライロジスティクス株式会社と課題に取り組みますが、今後はグループワークに企業の方もメンバーとして加わってもらい、学生とともに提案を作り上げていければと検討しています。
流通や物流は多様な視点が求められるので、経営学・マーケティング・サービス創造といったさまざまなアプローチが必要です。
その中で、プレゼンテーションや課題解決の力を習得できるようにしたいと思っています。

ゼミ活動の内容については、毎年変わって良いと思っています。流通や物流は多様な視点が求められるので、経営学・マーケティング・サービス創造といったさまざまなアプローチを試みています。
その中で、プレゼンテーションや課題解決の力を習得できるようにしたいと思っています。

大下剛ゼミ
大下剛ゼミ