誰に、どう伝える? 広告を"ことば"と"視点"で読み解く
研究テーマ紹介
このゼミでは、「広告って、こんなに奥深かったんだ!」という気づきと発見を大切にしながら、広告の意味や役割、そして社会や経済に与える影響について、理論と実践の両面から学んでいきます。
特に注目したいのは、「広告が誰に向けて、どんなメッセージを届けているのか」という視点です。広告のことばやイメージが、どんな人にどう届いているのか。あるいは、そこに"いない"人がいるとしたらだれなのか。そんな視点から広告を読み解いていくと、見えてくる世界がぐっと広がります。
さまざまな立場や感じ方に目を向けながら、広告が社会とどう関わっているのかをあらためて見つめていきます。そのうえで、これからの時代にふさわしい広告コミュニケーションについて、みなさんと一緒に考えていけたらと思います。
活動紹介
このゼミでは、広告を「知る」「考える」「つくる」「体験する」ことを通じて、実践的に学びを深めていきます。
国内外の広告に関する論文や書籍を読み、理論的な背景や多様な視点を学ぶところからスタートします。その後は、気になる広告事例を取り上げ、グループや個人で調べて発表。広告の意図や社会への影響、表現のあり方について意見を交わしながら、理解を深めていきます。
実践活動としては、チームで広告キャンペーンを企画・制作し、外部の学生向け広告コンテストにも挑戦。アイデアを「伝わるかたち」に仕上げていく中で、発想力・表現力・チームワークを養っていきます。
そのほかにも、広告の歴史と社会性に触れられる「アドミュージアム」の見学やゲストスピーカーの招待、合宿なども視野に入れています。皆さんの声を聞きながら、一緒に学びを深めていける場にしていけたらと思っています。