渡邉圭ゼミナール(会計記録に関する研究)

過去の記録から現代に必要な情報、考え方を学ぶ

研究テーマ紹介

会計情報は、会計帳簿の記録データから生みだされます。現在ではICT(Information & Communication Technology)により容易に会計情報を入手できるになりました。また、伝統的な紙媒体の会計帳簿組織を理解すれば、ICTを活用することで自らの力で入手したい会計情報を手に入れることも可能です。しかし、このような「記録」という行為はいつから必要とされたのでしょうか。「記録」の本質は何なのでしょうか。
渡邉ゼミは、会計帳簿を基盤として、会計諸原則、会計帳簿組織、情報処理、会計教育の分野から自分の研究領域を選択して専門性を高めていき、会計記録の探求とそれを利活用できる力を養います。研究過程の発表を通してプレゼンテーション能力のスキルアップも図ります。

活動紹介

渡邉ゼミでは、伝統的な紙媒体の会計帳簿組織と会計ソフト等を使い双方の会計帳簿組織の違いについて学習し、その後、歴史的な側面から会計記録の意義等について現在と比較研究を行います。
この知識をベースに、Microsoft Excel(エクセル)を利用し1度の記録で仕訳から財務諸表作成ができ、かつ、企業内部で必要な会計情報も自動的に入手できる媒体の作成を試みます。また、個人企業で利用可能な簿記アプリケーションソフト製作も検討しています。
さらに、日商簿記検定などの会計資格試験や教職(教科:商業)に関する個別指導や相談にも応じます。会計学を通して、自分の将来の働き方や進路についても考えて、充実した学生生活を一緒に送れるようにしていきましょう。

担当教員