後藤啓ゼミナール(ミクロ経済学全般)

「わからない」を楽しもう!

研究テーマ紹介

ミクロ経済学全般について勉強します。ミクロ経済学は、希少な資源が市場などを通じて様々な主体や活動にどのように配分されるのかや、そのような希少な資源を「上手く」配分する仕組みはどのようなものかを分析する学問です。経済学全般に使用される分析手法や思考の枠組みを提供してくれるので、これを勉強することは現代経済学がどのような問題を扱い、何を考えているのかを理解する助けとなるでしょう。また、経済学で必須の「最適化問題」を解く方法も学べます。最適化問題は経済学だけではなく、工学的な分析では広く用いられる手法ですので、数理的な素養としてこれを身に着けておくことは皆さんにとって損はないでしょう。ゼミに入る時点での数理的な能力は問いません。数理的な分析に興味のある学生を歓迎します!

活動紹介

最初の2学期分は商経学部の大塚ゼミと合同でミクロ経済学とマクロ経済学の基礎を学びます。大塚・後藤ゼミは商経学部唯一の合同ゼミです(大塚ゼミをチェックしてください)。 指導教員が2人いると思ってください。
ゼミではテキストの輪読と演習を行います。ゼミ生は事前にテキストの練習問題を解いてくるほか、指定された担当部分についてまとめ、それを発表することが求められます。他の学生や教員の質疑に答えられるように準備してください。教員からのツッコミに答えられるように頑張りましょう!
勉強のレベルは公務員試験の経済学の問題が解けるようになるレベルを目指しています。たくさんの練習問題に取り組むのでよい勉強になると思います。公務員試験に興味のある学生は歓迎です!
よく勉強は「わかるようになると楽しい」と言われます。もちろん「わかる」ことはとても重要です。しかしわからないことを「あーでもない」「こーでもない」と自分で試行錯誤しながら考えることはもっと重要だと考えます。わからないことをわかろうとする過程それ自体を楽しみましょう!

担当教員