日本経済のしくみを理解する
研究テーマ紹介
国民経済計算や産業連関表という経済統計を用いて、主に日本の経済を対象にして産業構造変化や経済成長について分析しています。ゼミでは、消費、投資、生産、所得など経済学の基本的な概念・用語を学ぶことから出発して、学生の選んだ地域や自治体を対象にして統計データを用いて分析することや、経済財政白書に代表される官公庁の白書を輪読することを主な内容としています。また、その時々の政治、経済、社会の話題を理解するために、ゼミでは時事問題に関する報告も併行して行います。
経済学は、卒業後の社会人生活に直接役に立つとは言いがたいところがありますが、学ぶ過程で身につけた「論理的な思考」や「経済学的な考え方」は今後の人生で必ず役に立つと考えています。
活動紹介
普段のゼミでは、毎回発表者を決めて作成しているレポートや卒論についての報告や、輪読している書籍や資料についての報告を行っています。就職活動や社会生活に備えて、自分で調べたことを自分の言葉で説明し、議論ができるようになることを重視しています。また、視野を広めるために、課外活動や旅行などの勉強以外の活動も勧めています。現在は就活が早期化していることもあり、時間がある2~3年生のうちにさまざまな体験をしてほしいと思っています。