森浩気ゼミナール(経営会計)

経営会計で組織の本質に迫る

研究テーマ紹介

組織のパフォーマンスを引き出す経営会計(Management Accounting)について研究します。戦略を創り、目標を設定し、計画を立案・実行し、成果を検証し、将来の目標を考える…。経営会計とは、「組織の目標実現に向け、財務・非財務のさまざまな情報をもとに、経営資源(ヒト・モノ・カネ・情報)を最大限に活用するための仕組み・仕掛け」であり、まさに企業経営のプロセスそのものです。経営会計のあり方は千差万別で、会計といっても簿記のように明確な答えがあるわけではありません。だからこそ、答えのない答えを探すことが楽しい分野です。ゼミを通じて、企業のあらゆる側面を視野に入れ全体最適を図る「経営会計思考」に触れることで、自分の属する組織やキャリアデザイン、さらには人生そのものにも応用できる脳力を培っていきます。

活動紹介

三段階での学習と、ゼミ生の主体的な調査・発表・ディスカッションを重視しています。まず2年生では、経営・マーケティング分析の手法や論理的思考を学び、企業や組織の「見方」を培います。つぎに3年生では、組織のマネジメントやその成果であるパフォーマンスについて、具体的なテーマを設定し、グループ研究を行います。最後に4年生では、集大成として自ら興味のあるテーマについて卒業論文を執筆します。ゼミは学生のプレゼンテーションと、それに対するディスカッションによって進行し、通常の授業のように教員が講義をすることは基本的にありません。ゼミ活動を通じて、学生は速いサイクルでインプットとアウトプットの両方を行います。また工場見学やインゼミ、合宿といった課外活動も行います。

担当教員