2015年度 優秀賞

BABA's-Cafe~祖母が作る伝統スイーツ店~

受賞者

青森県立名久井農業高等学校
嶋守雄大さん、佐々木敦也さん、川村健勝さん、中山恭輔さん、小向美沙紀さん、市沢憲慎さん、久保沢翔太さん、福田将大さん、坂野友祐さん、井戸上真衣さん

地元再発見

  • 雑穀粉もの文化
    青森県南部地方は冷涼な気候のため、低温に強い小麦、そば、豆など雑穀が主に栽培されており、そのため地域に残る伝統料理は雑穀を主原料とする独得な粉ものが多い。
  • 元気な高齢者
    青森県南部地方は、県内でも高齢化が進んだ農村であるが、グリーンツーリズムが盛んな活気ある農村のため、元気なおばあさんたちによる雑穀を主原料とする独得な粉ものを使った伝統料理がある。

地元活性化の方法

このプランの長所は複数ある。ひとつは伝統料理の伝承である。伝統スイーツは、今の若い人が食べても美味しいものだが、その存在を知らないと伝承などできない。BABA's-Caféは、県内外から訪れる観光客や地元の方々の興味を引き、技術と知恵を伝授しようという目的もある。
そしてもう一つは、高齢者の雇用である。企画運営するのは地域の若い人たちだが、おばあさんたちがサポートを受けながら楽しく働ける場を提供し、地元の資源でもある元気な高齢者の方々は生き甲斐を見つけ、若い人たちは企画経営で活躍する場ができる。これにより、生まれた地元に誇りを持ち、地元で働く人たちが増えると高齢化対策にもつながる。高齢化というマイナス要素を逆手に取って、地元の元気なおばあさん方を資源と捉える。そして若い人と高齢者の働く場、生き甲斐を生み出し、更に伝統食の伝承という地域課題の解決に取り組むBABA‘s-Caféは地域活性化の起爆剤になるはずである。なおBABA(ばば)とは、この地域で親しみを込めて呼ぶ「おばあさん」の呼称である。

講評または受賞にあたってのポイント

地元の元気な女性高齢者を資源としてとらえた点、そして彼女たちの知恵や能力を活用し、若者と共に働く場の提供、さらに伝統食の伝承を図るというアイディアが、高く評価されました。

親しまれる観光地づくり

受賞者

利根沼田学校組合立利根商業高等学校
安田優花さん

地元再発見

  • みなかみ町観光地ごとに通訳ガイドの配備
  • みなかみ町歴史を知る&手作り体験ツアー
  • 家族でも楽しめるレジャーアクティビティ体験
  • みなかみ温泉で心と体を休める

地元活性化の方法

  1. 道の駅豊楽館での手作り体験
    豊楽館では「蕎麦打ち体験」、香の家では「こんにゃく作り体験」、福寿茶屋では「豆腐作り体験」をすることができ、みなかみ産の材料を使用し、手作りの味を楽しめる。
  2. たくみの里での手作り体験
    たくみの里は昔ながらの日本風景を残しており、東京ドーム約70個分にわたる集落には昔ながらの手法をそのままに、木工や竹細工などの手作り体験ができるたくみの家が点在している。
  3. 自然に囲まれたアウトドアアクティビティ体験
    日本一アウトドアスポットがあるみなかみ町で、ラフティングやカヌー、バンジージャンプなど楽しむことができ、利根川の源流と谷川岳の懐に抱かれた大自然の中でアウトドアアクティビティを満喫することができ、家族連れでも楽しめる。
  4. みなかみ温泉
    みなかみ町には手軽な値段で入れる温泉施設がたくさんあり、日帰り温泉を楽しみたい方にもおすすめ。

講評または受賞にあたってのポイント

みなかみ町の魅力を再発見する提案でした。さらに、日本語が話せない外国人のために各観光スポットに目印となる腕章をつけた学生のボランティア通訳ガイドを配置し、外国人向けの日本の文化を知ってもらう体験もできる「みなかみ町観光ツアー」の計画は、海外からの観光客に地元をアピールするというアイディアが、高評価でした。更に、映像のナレーションが大変良かったと思います。

最優秀賞