弘前ウェディングプロジェクト

学生の発案で弘前市を「恋愛と結婚の聖地」に

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人間社会学部では、全国的な知名度の向上と観光誘客の促進をめざす青森県弘前市を「恋愛と結婚の聖地」として広める活動に取り組んでいます。
これは、人間社会学部生による弘前市活性化プラン「愛“ひろ” がり、“さき” ほこる弘前ウェディング」(大学生観光まちづくりコンテストで青森県知事賞を受賞)のビジネス化を目的としたプロジェクト。弘前市には生産量日本一を誇るりんごと、桜の名所として知られる弘前城がありますが、りんごには「選ばれし恋」という花言葉があり、弘前城には400年を超える歴史があります。このプロジェクトは、りんごと弘前城を新しい「恋愛と結婚」のシンボルとして活用したウェディングビジネスで、弘前市の活性化に貢献します。

弘前市が抱える課題をウェディングで解決する!

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青森県西部にある弘前市と聞いて、何を思い浮かべますか? そもそも「弘前」の読み方を知っていますか? 答えは「ひろさき」ですが、それを知らない人には「ひろまえ」と読まれてしまうことも少なくはありません。
青森県と言えば生産量日本一のりんごが有名ですが、全国の市町村別生産量の第1位が弘前市です。青森のりんごと言えば、弘前のりんごと言っても過言ではありませんが、そこまで知っているでしょうか?
弘前にはりんご以外にも、春は弘前城の桜、夏はねぶたまつりと全国からたくさんの人が訪れる観光地でもあります。しかし、桜もねぶたも限られた日数だけの楽しみであることが、1年を通した観光客の誘致につながらず、また、弘前市も他の地方都市と同じく少子高齢化、若者の都市部への流出といった課題を抱えています。人間社会学部では2014年度から夏休みに学生が弘前市を訪れ、このような課題を解決するビジネスプランの提案を行ってきました。

「愛“ひろ”がり、“さき”ほこる弘前ウェディング」とは?

学生ならではの目線で魅力的な地域資源の掘り起こしと、それらを取り入れたビジネスプランの作成と発表を行う2泊3日のフィールドワーク。その中で、2015年度に発表されたのが「愛“ひろ”がり 、“さき”ほこる弘前ウェディング」です。
これは、生産量日本一を誇るりんごの花言葉「選ばれし恋」や、弘前城の「400年を超える歴史」を「恋愛や結婚」「家・家族の繁栄」の象徴として、りんごと弘前城を活用した新しいウェディングプラン、関連ビジネスの創出をめざすものです。弘前城での記念写真、りんごの木の植樹、りんご料理のメニュー化や伝統工芸品を引き出物とした披露宴など、弘前市でしかできない結婚式を首都圏や海外に向けて情報発信し、観光客の誘致をめざします。

2019年度活動予定

2019年度は、事業化、販売促進のためにPR効果の高いイベント形式での模擬結婚式を実施します。この模擬結婚式をベースにPR活動、広告出稿を行い、弘前ウェディングの事業の軌道化を図ります。

活動実績

2018年度

5月
  1. 「Discover Japan」5月号に掲載
6月
  1. 事業化に向けた弘前市役所、関係事業所との打合せ
10月
  1. 新たな若者向け観光プランを考案するためのフィールドワーク実施
11月
  1. 弘前市役所、関係事業者との打合せ
  2. 在京弘前報告会に出席
3月
  1. 模擬挙式に向けた関係事業者との打合せ