2017年度 審査員推薦賞

菱の実チョコ

受賞者

福島県立猪苗代高等学校
長谷川莉瑚さん、佐藤絵弥理さん、大塚翔舞さん

地元再発見

菱の実は、栄養が豊富で「水の落花生」とも呼ばれており、水面に浮かぶ葉の形が菱型であることから名前がつきました。菱の実は、ビタミンとミネラルの種類が豊富なほか、βカロテンやリボフラミンといった生活活性作用(身体の調子を整える)成分も含まれています。

地元活性化の方法

菱の実は、栄養価が高く女性に嬉しいビタミンやミネラルなどが豊富に含まれ、また治療にも役立てることができるので、菱の実を使って「菱の実チョコ」を作ります。菱の実は、剥ぐとハートの形をしており、その実を子供や女性が好きなチョコレートでコーティングし、ただチョコレート(茶色)だけでコーティングするだけでなく、地元猪苗代町の果物(ブルーベリー)、福島県(イチゴ)などを使って、よりカラフルにするとバレンタインなどのイベントでも子供から大人まで楽しめるチョコレートになります。猪苗代町は、洋菓子や和菓子店が多いので、協力してもらえる企業に一緒に商品開発していただき、また、チョコ以外に猪苗代の果物をふんだんに使い、菱の実(栄養があるため)をタピオカ感覚で「菱の実健康スムージー」なども商品化したいと考えています。

講評または受賞にあたってのポイント

水質改善と同時に、人々の健康増進に役立つ菱の実を有効活用するという視点、また、地域再発見の内容や方法について詳細に検討している点は、評価に値すると思います。

最優秀賞 優秀賞