学生ベンチャー食堂について

特長

「実学教育」を教育理念に掲げる、本学ならではの学生ベンチャー食堂。
実学として体験する学びへの支援体制の一環として、島田晴雄前学長が発案し、授業で学んだ理論を店舗の運営に生かし、実社会で役立つ経営の知識とスキルを身に付けてもらいたいとの思いから、学生たちに起業のチャンスを提供するため、2011年4月より取り組んでいます。
キャンパス内の食堂スペース3店舗で飲食店を出店・経営するために、学生からの学内公募により、厳正な選考を通過した3店舗が大学から1年更新の出店権利を得て、営業を行っています。
本学は「店舗は教室である」との考え方から、この学生ベンチャーにテナント場所を提供する以外に、毎月、各店の決算状況を確認するほか、改善が必要と判断されれば、本学大学院修了生の中小企業診断士による相談や診断などを適宜行っています。

選考方法・流れ

学生と教職員への食の提供という重要な生活環境に関わる事業を任せるため、収支計画の適正さや経営体制、衛生管理など、継続的に運営が可能なベンチャーであること並びに魅力あるメニューと価格であることなどを重視し、応募段階から学生には事業計画書を提出させ、厳選な選考を行います。
出店を認められた学生は、飲食店の営業条件となる食品衛生責任者資格の取得や営業許可の取得、税金を納めるため税務署に個人事業の提出、什器備品類の手配、看板作成など、開店に必要な一連の準備を整えます。

流れ